2018年4月29日日曜日
靴のお手入れ 2018/04/29
やっとゴールデンウィーク突入。
この休みには靴と向き合う時間を多少なりとも創る予定。
その第一弾は、購入したばかりの02PRの初メンテ。といっても今夜はデリケートクリームを入れるのみに止めるつもり。
何度かに分けてデリケートクリームを入れてから履き下ろす算段でいる。
購入してからひと月ほど放置していたが、先週ツリーを手配。この靴は01DRよりも小さめなように感じているので、いつものスレイプニルではなくディプロマットヨーロピアンをチョイスした。3085SFに使っているものを入れたら丁度良さそうだったので、選んだのだが、届いたディプロマットEUROを入れてみたら左足が入らなかった。
左がきつ過ぎて入らない。長さが長くて入らないようだ。
3085SFに使っている同じディプロマットEUROサイズ41を入れてみるとすんなり入る。個体差があるみたい。ちょっと比べてみた。
右端から、ディプロマットEURO41(今回購入右足)、ディプロマットEURO41(前回購入右足)、シェットランドフォックスLサイズ、以下同順で左足。
今回購入した色も瑞々しいディプロマットEUROは甲部分の長さ自体が一番長い感じがする。後部はその分短めに作られているように見えなくもないけれど、スプリングを思いきり縮めても、以前のものより長いので入らなかったということのようだ。
サイズ交換してもらおうかとも思ったけれど、面倒なので少し考えて、W10BDJに使っているシェットランドフォックスのLサイズを02PRに使用して、今回購入したディプロマットEUROはW10BDJに使うことにした。
ツリーも少しづつ型が改良されていくということか、何かの理由で若干仕様を変えたのか、個体差か。近頃はツリーの形状にはこだわりがあまりなく、キツ過ぎず、小さ過ぎなければそれで良いと思っている。
さて、新規購入靴恒例のシール剥がしから。
今回も防水スプレーをシットリする程度に噴射。
慌てずにゆっくりと丁寧に剥がしていくと、、接着剤が残ることなく、うまく剥がせた。余談だけど、月形芯が踏まずの方向に結構伸びているようだ。触ってみるとインバネスようにしっかり感があるわけではなかった。あまりサポートの期待はできないかな。
次は右足。左足と同様に。
しっとりとさせて、
ゆっくり剥がしたらうまくいった。今回はペタペタしなくて済んでよかった。
室内履きをする前に剥がしたほうが良いのかもしれない。
防水スプレーはすぐ乾くので、ツリーを入れて水拭き。
革に触れた感じでは、他のキップと比べると厚みは薄めで少し硬い感じのする革。
水拭きで表面の汚れ落としだけでなく水分補給もイメージしながらやさしく撫でていく。
仕上げのクリームか染料かわからないけれど、少し紫っぽいものがタオルに付着してきた。
左足も同様に。
アッパーの乾燥を待つ間にツリーを外して内部にデリケートクリームを入れていく。
布部分には塗るのを控えた。
次はアッパーにデリケートクリームを入れていく。少し多めに全体に2回入れて水拭き。
デリケートクリームにも汚れ落とし効果はあるようだ。最初の水拭き時以上に何かがタオルに付着する。
左足(向かって右)だけ乾拭き。
両足完了。
今夜のメンテはこれで終了。また来週末にもう一度デリケートクリームを入れるつもり。
他にもメンテしたい靴があるけれど、さて、GW中にどこまで時間取れるか。
こんにちは。
返信削除シューツリー、やはり私も個体差だと思います。
私はW105などのころんとした靴には、(ヨーロピアンではない方の)ディプロマット・シューツリーを使っています。
普段はサイズ41なんですが、小さ目の靴だとうまく入らないので、サイズ40を買った事があります。
・・・ところが、結局サイズ41の方が小さかったなどと笑えない事態が起こってしまいました。(笑)
ビジネスシューズだと、キングヤード ツインチューブも使っていますが、こちらでも同じサイズなのにうまく入らないケースがあります。
木を削る際、最終的には人の手でやっているため、個体差が生まれてしまうのでしょうね。
対応策としてはHayateさんと同じく、いろいろと取り換えてみて、なんとかしっくり来る組み合わせを探すということをやっています。
シェットランドフォックスのものは、万能でいろいろな靴に合うため、私も重宝しています。
チルットさん
削除コメントありがとうございます。
ツリーは最後は削って仕上げているのでしょうから、多少の差は仕方がない部分があるように思います。それにしてもサイズ小さいもののほうがハーフ上のサイズより大きかったというのはがっかりですね。靴選びの時と同じく、ツリーのサイズもただの記号と考えていたほうがよさそうですね。(笑)
手持ちのツリーでとっかえひっかえしてそれなりに合うものを探して入れるのが常ですが、今回は同じ銘柄のツリーの同じサイズで入らなかったので少し驚きました。それだけ靴にとってはタイトなサイズのツリーなのかもしれません。
シェットランドフォックスなどメーカー系の割高な感じのするツリーは、サイズという意味ではわりと揃っているものが多いのかもと思わないでもありません。
ディプロマットやキングヤードはネットでよく目にはしますが、まだ使ったことはありません。W10Bや2236などはディプロマットヨーロピアンやシェットランドフォックスでは“これじゃない感”があるので試してみたいと思うのですが、特に不具合もないのでそのままになっています。確かにシェットランドフォックスのツリーは汎用性が高いですね。いわれるまで気づいていませんでしたが、手持ちの25.5の靴にはどの靴でも入りますね。Lサイズなので本来は26~ではありますが。
チルットさんも私と同じサイズのツリーをご使用なんですね。奇遇ですね。
足各所のサイズは違えど同じサイズの靴だとフィット感を語るときにわかりやすいですよね。
靴もメーカーやブランドによってサイズによる各所の増減比率が異なっていたりするようですし、ツリーはもっとマチマチのようですし。