今朝のメンテはREGAL TOKYOのW18R。
見た目は元気そうだが、あまり履いていないとは言え購入時のプレメンテから4年以上ノーメンテなので一度補油保湿を行うことにした。
コロナにかかってしまい今週はあまり革靴を履けなかったけど、だいぶ良くなってきたので暇つぶしに靴の手入れ。この靴の最終メンテというか履きおろし前メンテを記事にしていないのでその時の詳細は不明瞭だが、おぼろげな記憶ではボックスカーフは割と色落ちするんだと思ったことを覚えている。
この靴の現状を以下。
見た目は特にメンテが必要そうには見えない。
履いていても特に問題無さそうだけど、手入れしておく。
爪先のゴムあてに少し消耗が始まっているのが見て取れる。いかに履いていないかよくわかる。
踵の消耗も薄っすらと、と言ったところか。
サイズ25を買っているのでかなりタイト。でも指はギリギリセーフっぽい。
履いて歩いていても指に大きな問題はなさそうな感じ。
左小指の皮がむけたけど、小指のフットプリントが見えないから浮いちゃっているのかな。
ちょっと心配だけど、今後、注意して経過観察する。
ソールもようやく削れ始めました、というところか。
今回はソールにも補油する。
メンテ内容
アッパー
・水拭き
・リムーバー
・水拭き
・デリクリ
・水拭き
・乾拭き
・クレム1925黒
・化繊ブラシ
・乾拭き
ソール
・水拭き
・ソールコンディショナー
リムーバーかけて水拭きした図。
案外色落ちは少ない。
と、ここで皺の入り具合を。
皺自体は両足とも大きな2本線と薄くもう一本の線。
皺はW124や02KRなどの国産キップ達に比べるとやや細やかに入っているように思う。あまり皺は気にしない人なのでザックリとしたインプレッションだけど、フランスカーフに比べると似たような感じ。
デリクリ入れて水拭きした図。
コバにもしっかりと入れた。
乾拭きして
クレムを載せて浸透を待つ。
その浸透待ちの時間を使ってソールに補油
ソールのべたべたが落ち着くのをまってから、
化繊ブラシでアッパーのクリームを均して飛ばす。
そのあとは乾拭きで余分なクリームを拭き取り、紐通して完了。
画像では見栄えにそれほど変化はないかな。
敢えて言えばコバの光り具合が増したかなってぐらいか。でも、そのコバの綺麗さは全体の見え方にわりと影響するので馬鹿にできにない。
肉眼で見る分には、コバに加えてアッパーもアニリンカーフとは一味違う無機質な光り方ながら、クレムのお陰か瑞々しさが増しているのと相まって、ずいぶん引き締まった見た目になった(と思う)。
これでまた気兼ねなく履きまわせる。
ではでは。
こちらのブログ、以前から拝見していました。久しぶりにお邪魔したところ、再開されていて嬉しく思いました。見事なお手入れですね!メンテについて詳細に書かれているので参考になります。これからも更新楽しみにしています。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除自己流の拙い手入れですが参考になれば幸いです。不定期に更新が止まるブログですが、たまに覗いてもらえると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。