昨日、9月19日にリーガルトーキョーへ行ってきた。
目的は人生初のパターンオーダー。
先週末に秋のリーガルウィークで購入する靴を見定めに銀座を訪れたばかりだが、今回はその中でこれと思ったものを購入しにリーガルトーキョーを訪れた。
秋のキャンペーンはリーガルウィークではなくダブルポイントという名称に変っていたが、19日から始まったので、いの一番でお店に向かった。同時にオーダーフェアも始まったのだが、オーダーに関しては二日前の17日には10月17日からのパターンオーダー価格改定が告知された。今回は前回の値上げと比べるとやや穏やかな値上げで、ざっと一万位の値上げ。そんな背景もあり、ケンジントンⅡやマスターリーガルは見送って、この機会に欲しいと思っていた靴を注文することにした。
私がオーダーで最も興味があったのは、デザインや素材ではなく、サイズ決定のプロセスで足を計測して提案してくれるという部分。足のサイズの変化に物理的にも経済的にも苦しんだ私としてはプロに心行くまで相談し、納得して買えることが非常に魅力的に思えるのだ。いつもは私の経験と勘でサイズ決定しているが、そこに理論的な理想サイズの提案が加わり更にプロの意見を聞きながら決定できるなら、これほど心強いことはない。
実際にサイズとウイズを決めるのに、足長、足囲、ジョイント幅を念入りに計測してくれた。自分の足サイズに興味がある私は足長の計測結果を尋ねた。回答は驚くべきもので、私の右足が更に2mm程伸びて26.6mmとのこと。その一方で左足は26.1と数ミリ小さくなって10年前とほぼ同じだった。計測時間によって足長がどの程度変化するのか知らないので、誤差なのか、実際に変化しているのか判断が難しいところだが、ハーフサイズ上げて買いなおした2235などで以前は大丈夫だったのに、特に右足の指がしんどく感じる要因はここにもあったのだろうと腑に落ちたのだった。きっとサイズオーバー気味なんだろうと思う。
サイズとウイズの色々な組み合わせを試し履きさせてくれて、店長さんからの見た目や触診での判断と私の履いての感想、具体的にどの部分がキツい緩いなどをその靴ごとに突き合わせ、その中からベストなものをチョイスしてくれた。私がこれと言っても、これはどうでしょう、こっちは、などとかなり念入りにあれこれと試してくれるその姿勢に安心を感じ、そこから信頼が醸成され、とても心強く感じ満足できた。
この時の私の足元はW124のサイズ26。この靴はパターンオーダーのラウンドトウの2E相当の靴の木型を使って製作された外羽根のプレーントウで、パターンオーダーのサンプルシューズの一つ。スクエアトウのサンプルシューズであるW121も履いており、安くはない金額をこのオーダーサンプルシューズにつぎ込んでいるので、その投資と履き馴染ませた経験をパターンオーダーに活かしたいというのもオーダーした一つの理由だったりする。
小一時間あれでもない、これでもないとやりとりした結果は26の2Eに決定。この後、デザインや素材他こまごました仕様を決めて完了。人生初のオーダーで人生で一番高額な靴を注文してしまった。
舶来の靴やビスポークの靴を履いている人からしたら大した金額ではないだろうけど、私にとってはかなり高額な出費であることは間違いない。靴が届くのが楽しみだ。
どんな仕様にしたのかは、靴が出来上がってきたら報告しようと思う。
ではでは。
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