2016年6月27日月曜日

靴のお手入れ 2016/06/26



本日のメンテは、31ERを2足とW10BDJ。
雨の日が多くなってきた昨今、登板頻度の高いゴム底靴達のウエルトにクリームを入れたくなったのと、もう5ヶ月クリームを入れていないW10BDJのつま先の汚れ落としを兼ねたメンテナンス。



まずは、31ERから。

手入れの内容

・濡れた雑巾で全体をしっかり拭く
・リーガルシュークリーム黒を極少量ペネトレイトブラシで薄く塗り伸ばす
・5分程置いたら化繊ブラシでクリームを延ばし、飛ばす
・布キレで全体を擦り、余分なクリームを拭き取る。
・アッパーをグローブで磨く

31ER①は約3ヶ月レダーオイルのみのスッピン状態、31ER②は薄くクリームを入れたものの約5ヶ月に渡りブラッシングと乾き拭きで凌いできた。
冒頭の画像は手入れ前のものなのだが、パッと見ではそれほど酷い状態には見えない。案外この手の加工革はクリームでのメンテの有無が革自体に与える影響はそれ程大きなものではないのかもしれない。
だが、クリームを入れていない影響が無いわけではない。クリームを入れていればブラッシングと乾き拭きで消えてくれるような細かな擦り傷が結構残る。なんのガードもされていないアッパーに傷が付きやすくなっているのだろう。また、コバの色が落ちるというか、ぶつけたり、擦ったりでちょっとみすぼらしくなってくる。
雨の日が多くなり、必然的に登板頻度も高い傾向にあり、ウエルトからの雨水の浸入を防ぐためとウエルトにクリームで補色するついでにアッパーにもクリームを入れることにした。

まずは表面の埃取りに水拭き。あまり意味無いように思えるがなんとなく拭いてから手入れを始める方が精神的にしっくりくる。どちらの靴も雑巾にはまったくクリームの痕跡はない。
その後、ウエルト・コバにガッツリクリームを入れる。特につま先は入念に。アッパーはウエルトに入れたクリームが残っているペネトレイトブラシでさっと撫でる程度。
こんな極小量のクリームでも蝋分は十分に行き渡るのかブラッシングするとかなりギラッと艶が出る。
あとはクリーム落としにTシャツで擦ってほぼ完了。


バンプ部分の擦れ跡やキャップ先の細かい擦り傷なども目立たなくなった。



クリーム入れる頻度を落としても甲革の状態が悪くなっているのか、変わらないのか正直よくわからない。クリーム入れれば艶々するから状態は良さそうに見えるけど、本当のところはどうなんだろう。次回はレダーオイルでクリーム落としをしてからクリームを入れることにしようと思う。

さて、次はW10BDJ。



手入れの内容

・濡れた雑巾で全体をしっかり拭く
・レダーオイルで全体のクリームを落とす
・リーガルシュークリーム茶を極少量ペネトレイトブラシで薄く塗り伸ばす
・5分程置いたら化繊ブラシでクリームを延ばし、飛ばす
・布キレで全体を擦り、余分なクリームを拭き取る。
・アッパーをグローブで磨く

休日の頼もしい相棒となっているこの靴。最後のメンテは1月中旬だから5ヶ月ぶりのメンテ。
上の写真はどちらもメンテ前のものだけど、それほど酷い状態ではなさそうに見える。
登板頻度はだいたい週に一回弱。履き心地、皺などは最後のレポからおおきな変化はない。

つま先にブラッシングと乾き拭きでは消えない擦れ跡などがあるのと、コバが少しばかりくたびれた感じがしたのでいい加減メンテすることにした。

この靴にはリーガル純正クリームの茶を入れている。まずはレダーオイルでクリームを落とし、先ほどの31ERと同じ要領で、コバにしっかりクリームを入れ、ペネトレイトブラシに残った残滓でアッパーに塗り伸ばした。
レダーオイルでつま先部分の擦れ跡は綺麗に消え、甲革もオイルリッチになることもなく、極少量のクリームでツヤ感も充分過ぎるほどに出た。





そろそろつま先修理に出した方が良さそうな減り具合。



週末も雨天が多い今のうちに、つま先修理に出しておこうかと考えている。

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