今朝のメンテは、01DR②と02DR②。
履きおろしに備え、簡単にプレメンテを実施する。
3年前の8月に購入してから、置き場所の問題もあって箱にしまったままだったこの2足を遂に履き下ろすことにした。メタルラックの置き場所を作り、メタルラックを購入し組み立て、新たにシューツリーも買い足して漸く履き下ろすことができる。金曜日にリーガルトーキョーへ行ったついでに、ハーフラバーとスチールも装着して準備は万端なので、プレメンテを実施する。
メンテ内容
アッパー
・水拭き
・ステインリムーバー
・水拭き
・デリケートクリーム
・水拭き
・乾拭き
・クレム1925黒
・化繊ブラシ
・乾拭き
・馬毛ブラシ
ソール
・デリケートクリーム
内部への補油は省略して、ソールはアッパーに塗るついでにデリケートクリームを入れた。
甲革への保湿補油はいつも通り、バンプ部分にやや多めにいれたくらいであとは薄塗。
ベガノではなくボカルーのこの革。初めの水拭きで結構青いものが落ちてきた。最初は落ちてくるんだね、きっと。インバネスの3029SFの時は永久に青いものが落ちてくる感じだったけど、これはある程度って感じなのできっと顔料多めに変更されたからなのだろうと思う。
上が今回作業してもらった01DR②で下がコブラーで貼ってもらった02DR③。
01DR②のラバー面積が随分小さい。一緒に作業してもらった02DR②も同じ状態。
それぞれを拡大すると、まず01DR②。
文字の刻印すべてがそのまま見えている。
次に02DR③。
文字の刻印の7割方はラバーで覆われている。
もう一度全景。
コブラーでない同じ店で作業してもらった、01DR③はどうかと比較。
文字の刻印の上から2行目くらいまでラバーで覆われている。
今回作業してもらった職人さんは初めての人だったのだが、ちょっと覆われている部分が短すぎないか心配。多分、文字の刻印を消さないように気遣ってくれたのだろうけど、それでソールの革部分が削れてしまうのでは本末転倒。確か革底のまま履いていた靴達は文字も削れていたように思う。ラバーでトウスプリングがあまり減らないから大丈夫なのかもしれないけれど、様子をみて革が削れるようなら再度相談しに行こうと思う。
さて、これで漸く履き下ろせる。軽く室内履きをして皺入れしてから履きおろし、問題がないようなら、早めに登板させようと思う。
ではでは。
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