今日のメンテは31ERと33ER。
加工革のせいか、一見したところは革の状態は悪くはなさそうだけれど、これから迎える梅雨に備えることと、つま先のコバが見すぼらしくなってきているので、このあたりで一度メンテしておこうかと。
メンテ内容
・水拭き
・ステインリムーバー
・水拭き
・デリケートクリーム
・水拭き
・カラ拭き
・リーガルクリーム
・化繊ブラシ
・カラ拭き
・馬毛ブラシ
・カラ拭き
内部
・デリケートクリーム
・水拭き
どちらの靴も去年の10月にメンテしたのが最後。ほぼ半年ぶりのメンテになる。03DRのメンテ時にも約半年の間隔があって驚いたけれど、この靴達もその半年を経過している。
最近はメンテの間隔が随分と開いてきているようだ。そのうち何か影響がでることもあるかもしれない。でないかもしれない。どうなるか。
水拭き後、リムーバーを掛けた後の様子。
水拭きをすれば何かが布に付着する。その後リムーバーを掛ければまた何かがコットンパフに付着する。
リムーバーの後にデリケートクリームを入れて水拭きすると、まだ何かが布に付着する。
上はデリケートクリーム後にカラ拭きした様子。
品を変えて拭くほど布に付着するものは残留しているクリームなのだろうか、それとも靴の染料なのだろうか。水拭き、リムーバー、デリケートクリームと何か塗布して拭く度に落ちてくるもの・・・。水拭きの時にはそれ以上布に付着しなくなるまで拭く。リムーバーを掛ける時も、完全にではないが落ちるものがほぼなくなるまで拭く。それでもデリケートクリームを入れて水拭きするとまた何か落ちる。何故だろう。
水、リムーバー、デリケートクリームとそれぞれ特性が違うからなのか、革の表層だけでなく表層より下からクリームや染料を浮き出させているのか。
クリームが積もる方向ではないことは間違いないだろうから、大きな問題にはなる可能性は低いかな。
アッパーにデリケートクリームを入れたら、内部にもデリケートクリームを入れて水拭き。内部はあまり水拭きしたことがなかったけれど結構汚れているようだ。内部にデリケートクリーム入れるとき、見えない部分にも触れるので目では確認できないダメージも確認できたりする。
今回もこの干からびたワックスのようなクリームを入れた。半年前よりもひび割れが進んだような気がしなくもない。使った量はほんの少しだが、仕上がりはかなりギラついた感じになった。量は少なくても水分が飛んで凝縮されているのかもしれない。使い切る前に新調したほうがよいかな。
化繊ブラシでブラッシングの後、カラ拭き。とても念入りに。
カラ拭きをしていると、もっと塗る量を少なくすべきだったといつも思う。
最後に馬毛ブラシをかけてもう一度カラ拭きして完了。
33ERのアウトソールの消耗具合は限界に近いとは思うのだが、まだその時ではないらしい。ひょっとしたら今年は越せたりするかもしれない。
主に雨の日に登板させているこの靴達。先週の朝方の大雨の日には31ERを登板させたが、内部まで水が浸入してきた。ウエルトを通じて浸透してきたと思われる水分がインソールの外縁から徐々に広がってきたのと、キャップ部分の内側に水分が浸透して靴下が濡れた。次回からは豪雨時には防水スプレーを使用してみるつもり。
長靴ではないけれど、雨には滅法強い靴かブーツを用意することもボチボチ考えようかな。
GWの前半の3連休が終わってメンテできた靴は3足。
このペースでは、ちと時間が足りない、アッパーメンテだけにしてメンテ足数を増やそうと思う。
こんばんは。
返信削除そろそろ梅雨入り、嫌な季節になりました。
以前Hayateさんも書かれていましたが、一年の1/3は雨の日とか。
調べてみました。
都道府県別 降水日数(年間)ランキング
http://www.japan-now.com/article/188397124.html
地域によって差はありますが、やはり3日に1回は雨が降っているようですね。
調べていたらこんなデータもありました。
都道府県別、雨注意曜日
https://www.value-press.com/pressrelease/167896
日曜日の雨、確率は高いようです。
やはり週末の靴でもラバーソールが必要なんですね。
一年の1/3が雨の日と考えると、計算上、平日用でもラバーソールは二足程度は必要ということになります。
さらに最近は天候が不安定だと感じます。
昨年の秋には一週間ずっと雨・・・なんてこともありました。
やはり雨用の靴(ビジネスシューズ)は必要ですね。
チルットさん
削除コメントありがとうございます。
三日に一度雨が降るというのは大げさに聞こえますが、梅雨や秋雨などに集中している傾向はあるのでしょうけど、統計的に一年を見るとそんな勘定になるようです。
昨年の秋ごろにありましたね、一週間連続の雨。2、3年前には台風で平日全て雨続きの週が2連続でありました。当時は3足のゴム底の靴で雨の日を凌いでいましたが、3足でも厳しいと感じてもう一足買い足したい気持ちが強くなったのを覚えています。
私は足が濡れるのが嫌でゴム底にしていますが、強い雨だと浸水を防ぎきれないこともあるので、豪雨でも対応できるようなビジネス用の靴を考えています。耐浸水性だけをみればゴム長靴が最強に思えます。ゴム長靴は雪でも滑りませんし、豪雨、雪とラバーソールではカバーしきれないような状況には滅法強そうです。が、相手に与える印象や靴としての魅力を考えると、もっと他に良い選択肢がないことはないだろうと思えてしまい、ブーツ系などをチラチラと探っている状況です。
オフの日も雨に祟られることはありますね。土日ともに雨だと何を履こうか迷うことにw。オフ用はオン用に比べて登板頻度が低いものの自由度が高いだけに、あれこれと妄想が膨らんでいます。
こんにちは。
返信削除6月、圧巻の3連続エントリー、楽しく拝見いたしました。
2236、いい靴ですね!
アウトレットでも良く見掛けます。
Hayateさんのエントリーを見ていると思わず手が伸びそうで、気持ちを抑えるのが大変です。(笑)
ところで、前回に続き雨の話です。
降水日数の全国平均は117日ですので、年間約1/3は雨の日です。
折しも梅雨の季節となりました。
HAyateさんが雨用の靴を思案中とのことで、私のおススメを書いてみたいと思います。
ズバリ、グッドイヤーウエルト製法の「ゴアテックス・ファブリック」の靴です。
私が持っているのは「W494BE」という靴で、10年前から履いています。
今ですと「705RBH」とか「W71BCE」あたりでしょうか。
ゴアテックス・ファブリックの靴はゴアテックスの生地が靴下のように足をすっぽりと包みこんでいるため、台風のような大雨でも、コバや出し縫いの部分から絶対に水は入ってきません。
水が跳ね、履き口から入る以外、靴中はドライです。(笑)
同じような構造のゴアテックス・サラウンドシステムの靴も買ってみましたが、靴底に穴が開いているため。そこにカーペットのゴミ等が入り込み、メンテナンスが少し大変でした。
W494BEの靴底は、705RBHと同じハイブリットラバーソールで、ダイナイトソール等よりこちらの靴底の方が滑りにくいと思います。
雨が結構降っている日オンリーで使っていますので、まだオールソール交換はしていません。
敢えて欠点を書きますと、中物の沈み込みが殆どないことです。
恐らく足裏に回ってきているゴアテックスの生地の影響でしょう。
サイズ選びの時は、大き目がいいと思います。
候補の一つとして見てみてください。
チルットさん
削除コメントありがとうございます。
体験を基にした提案ありがとうございます。なる程ゴアテックスなら靴下が濡れませんね。オールソールが一度きりという点と値が張る所が気になって購入には至りませんでした。
W494は10年選手なんですね。雨がしっかり降る日をメインに履くならソールはかなり保ちそうですね。
次回リーガルに立ち寄ったら試し履きしてみます。
チルットさん
削除こんにちは。
お薦め頂いた705RBHとW71BCE、それとサラウンドの05HRCF試し履きしてきました。
サイズ25の02KRを履いていたので、いつもよりハーフ下げた25で試し、05HR以外は羽根がほぼ閉じきりというちょっとショックな結果でした。私の甲が低くなってきているのではないかと少し心配しています。
懐具合もお寒い状況で急いで買える物でもないので、時間を空けて何度か試してみようと思います。
GYWで一度きりのオールソールなら、セメントもありかなとも思えるので、そちらもボチボチあたってみようかと思っています。色々試し履きしていればいつか心摑まれる靴に出会えるはずと思いながら…。
気長に探してみます。
それにしてもチルットさんは様々な靴の経験談をお持ちで凄いですね。メンテや修理をしっかりされて長く履かれているからこそのお話しなど、靴屋の店員さんとは異なる同じユーザーの立場から頂けるアドバイスやご意見は中々得難いものでとても嬉しいです。拙いブログではありますが、これからも宜しくお願いします。
こんばんは。
返信削除内羽根の靴は、フィッティングが難しいですよね。
W494は外羽根のダービーなので、合わせやすかったです。
私も内羽根のキャップトゥなどでは、履いている内に中底が沈み、羽根が閉じ切ってしまうものがあります。
これには、甲の所に貼るパッドで調整しています。
使っているのは「クラブ ヴィンテージ・コンフォート シープレザー レザータンパッド」です。
セメンテッドですが、私もアリだと思います。
オフ用のゴアテックス・シューズは960RAL(ブラウン)です。(雨の日でも快適です(笑))
購入してから6年、雨の日以外でも履くこともありますが、まだ修理はしていません。
オフの靴は、週末に連続して履く事が殆どありませんので、登板間隔が中5日以上空くため長持ちするのかも知れません。
またオフの雨用だとスウェードもいいと思います。
スウェード用のスプレー(栄養と防水用)をかけておくと、コロコロと水をはじいてくれます。
私が持っているのはW585というリーガルトーキョーのチャッカブーツで、アウトレット・ファクトリーで見つけました。
大雨以外なら充分使えます。
ラバーソールのオフ用としては、Hayateさんがお持ちの3046SFがいいなぁと思います。
リッジウェイソールなので、少々の水たまりでも行けそうですね。
廃番でなければ買っていたと思います。(笑)
最後になりましたが、こちらこそ、よろしくお願いします。
チルットさん
削除コメントありがとうございます。
甲調整にレザータンパッド!
販売しているのを中々見つけられませんでしたがこれはよさそうですね。教えて頂きありがとうございます。R&Dが販売していたとは、、見つけられなかったのが不思議ですw。
31ERが随分前から羽根閉じ切り状態なのでどうしようかなと思っているところでした。最近雨が多くなってその思いが強くなっているところです。
甲も高いのですが、踵もゆるく、なにか対策を打つか、代替えしてしまおうかと考えていたところでした。このパッドの金額であれば取り敢えず甲を調整して様子を見るのも一法ですね。
オフの雨の日用のゴアテックスもお持ちですかΣ(・□・;)
靴のワードローブが充実していると、役割分担を細分化できるので消耗も遅くなりそうですね。スウェードはまだ所有していないので興味があります。手もあまりかからなそうで水や汚れにもつよく、独特の雰囲気がありますし。
消耗が遅ければセメントでも長く履けそうですし、セメントでもソール消耗前に適宜対策すれば延命できるのではないかとも思えます。セメント製法にはセメント製法の良さがあると思うのでそれも体感してみたい気持ちもあります。
リッジウェイソール、雨や雪に強く重宝しています。このソールとストームウエルトの組み合わせは耐浸水性に関しては強いですね。ゴアテックスとは耐水のアプローチが異なりますが、靴自体に水が入りにくく、靴の痛みが少なそうなところが魅力です。
防水スプレーかけて土砂降りの中2時間程外にいても浸水してきませんでした。防水スプレーなしだと甲革から浸水してきます。ウエルト廻りよりも甲革の浸水を防ぐことが重要になるようです。
困った、欲しい靴がまた増えてしまいそうです(笑)
レザータンパッドですが、タングの形に添って自分で切って形を整えた方がいいと思います。
返信削除貼り付ける時に少したわんだり、シワになっても足の甲に当たる部分が柔らかいため大丈夫でした。
いきなり貼り付けず、一度、靴と足の甲に挟み込んで履いてみて、感覚を試されるといいと思います。
ところで靴が大きくなってしまった時、インソールを使う方法がありますが、TY01というオリジナルインソールは吸湿性もあり、また足の形に沈み込んでくれるので重宝します。
オフ用のラバーソールなら、TY07もアリでしょう。
どちらも脱いだ時「REGAL」の文字が見えます。(笑)
チルットさん
返信削除コメントありがとうございます。
タンパッドは大きさを切って整えることも可能なのですね。それは使い勝手がさらに良さげです。使用するときは、貼り付け前に試してから装着してみます。
インソール、食わず嫌いで私はまだ未経験です。一度試してみるのもよいかも知れません。知見が拡がりますからね。
ご経験からの貴重なアドバイスの数々、本当にありがとうございます。
あれもこれも試してみたいですが、どうするかじっくり考えてみます。
こんにちは。
返信削除自宅のPCのHDDにエラーメッセージが出たので、換装しました。
一週間以上PCが使えないと、とても困りますね。(苦笑)
タンパッドとかインソール、私の靴の選び方にも関連しているのだと思います。
以前にも書きましたが、私の場合、靴を選ぶ時、小指が当たるかどうかが一番のポイントです。
逆に言うと、それ以外は結構無頓着なんです。(笑)
従って、履いているうちに足に合わなくなったりすることも多いのです。
そこでいろいろなパーツを買ってきては、試しています。
インソールだけでも10種類くらい持っています。(爆)
最近、ショップで、「インソールを切り、ナイスタックという両面テープを使ってタンパッドにする方法」を教えてもらいました。
これなら、インソールの厚みはいろいろありますので、甲の高さに合わせて調整出来ますね。
(私の甲、左足の方が高いです)
Hayateさんのブログを読んでいて、もっと買う時に慎重にならないと・・・と思っています。
コメントありがとうございます。
削除いつも情報ありがとうございます。
レザータンパッドを31ERで試しましたが、厚味が不十分な印象なので他に羽根閉じきりの靴が出たときに使用することにしました。(使用しないで済むに越したことはありませんがw)
31ERは甲の高さもあるのですが、底材が沈む余地がまだあるようでタンの厚味を相当足さないとうまく機能しないようです。
エアローテーションの中底は柔らかすぎて難しいですね。
1番気になるポイントを押さえれば不快感は大きくならずに済みますよね。私は緩くなって履かなくなった靴が過去にあったので、その再現は避けたく今の私のできる範囲で細かく吟味しています。靴一足分の原資を捻出するのは私としてはかなりの労力なので(泣)。
インソールそんなに種類お持ちなのですね。靴が合わなくなったときの調整手段を沢山お持ちで心強いですね。
いずれ老化が進むと足の形状も痩せていく方向でしょうからそんな時にもとても役立ちそうです。
私は左右の長さが5mm以上違うので左右同じサイズで履くこと自体が既に矛盾しているという問題を抱えています。更に大きい右足に合わせて買っても大抵問題が出るのは小さい筈の左足です。まだまだフィッティングのフの字も解っていないのだろうなと思いつつ、フィッティングとはどんなものなのだろうという言う尽きない興味もあり、小さな小さな迷路を彷徨っている感じです。
こんばんは。
返信削除レザータンパッドでもダメでしたか。
やはり内羽根は調整が難しいですね。
加えてエアローテーションの初期モデルは沈み込みが激しいですから、苦労しますね。
お役に立てず、すみませんでした。
違うエントリーの話題ですが、靴内部のライニング、無水アルコール(消毒用アルコールでもいいです)を使うと汚れも臭いも取れて一石二鳥です。
私は汗っかきなもので、靴の中が汗で濡れてしまい、嫌な臭いが付きやすかったのですが、ある時、飯野さんの話を読んでいて「靴内部をアルコールで拭くのがいい」と書かれてあり、それから試したところ、数回で効果が出ました。(笑)
宜しければ、お試しくださいませ。
返信ありがとうございます。
削除タンパッドの件、感謝しています。
31ERではあまり機能しないようですが、ほかに閉じ切りの靴が出てきたときにはきっと役に立つと思っています。そしてその時の対策がすでにあることは心強いことです。
ライニングにアルコール。布は掃除がしにくくて難儀しています。
グリセリン買ったときにアルコールも売っていたので、買ってきて試してみます。
あの靴の内部は足の匂いというより、革の匂いが鼻につきます。もっと改善されると嬉しいです。今回も情報ありがとうございます!
チルットさん
削除こんばんは。
消毒用のアルコールを購入して毎日内部を拭いていたら、お蔭様で一週間程でかなり匂いが緩和されました。今では足を入れるのに全く躊躇を感じません。
アルコールの消臭効果、かなり高いですね。
ありがとうございました。
こんにちは。
返信削除お役に立てて良かったです。
2235の購入、おめでとうございます!!
ヒール、少し心配ですね。
接着剤等は経年変化しやすいようで、以前、セメンテッドのソールが剥がれたことがあります。
ただ、修理は簡単みたいで、街の修理屋さんで直せました。
アルコール消毒と2235、ありがとうございます。(^^
削除接着剤やゴムなどの化学製品と革では経年変化の差が大きいみたいですね。
接着修理でできたとの情報ありがとうございます。
信頼できる修理屋さんに踵の相談をしたところ、釘打ちも必要かもしれないとのことだったので、純正オールソールの選択肢を残したいので、まずはこのままでいこうと思っています。履きおろしは随分先になるかもですがw