今朝のメンテはW22R。
プレメンテして履きおろしの準備をする。
新品なのであまり気を遣うところはないけれど、仕上げ剤を落とすためにしっかりリムーバーかけることだけには注意することとして淡々と進めたいところ。色落ちが少ないと良いのだが。
メンテ内容
アッパー
・水拭き
・リムーバー
・水拭き
・リムーバー
・水拭き
・デリクリ
・水拭き
・デリクリ
・水拭き
・デリクリ
・水拭き
・乾燥
・クレム1925黒
・化繊ブラシ
・乾拭き
・馬毛ブラシ
リムーバーでは少し黒い色のものが付着したものの、デリクリや水拭きではほとんど色落ちしなかった。これほど色落ちが少ないならば私にも扱えるように思う。
靴屋巡りの時にボカルーは途中から顔料多めに変更されたというようなことを店員さんがおっしゃっていたが、その通りなのかもしれない。デリクリの吸い込み具合や色落ち具合からすると、私の3029SFのボカルーとは同じ革とは思えない。吸い込みはとても緩やかだし、ほとんど色落ちがない。吸い込みが穏やかなので時間をかけて3度もデリクリを入れた。
完成した図が上の3枚だが、画像じゃメンテ前との違いはほとんどないねw。
メンテ終わってすぐに履きおろし前の儀式、ぐにゃり曲げを実施した。
足入れし少しずつ踵を上げて曲げの角度を徐々に大きくしていって最後は蹲踞。蹲踞でこれでもかとまげたあとは靴を脱いでさらに、手でぐにゃりぐにゃりと曲げていく、ミシミシと軋む靴の悲鳴を聞かないように、返りよ良くなーれ、返りよ良くなーれと呪文を唱えながらw。
見るも無残な形になった靴に再びツリーを入れて靴ひもと甲革が擦れてできた跡などをブラッシングで取り除いた所が上3枚。うーむ、あまり皺が見えない。
これは皺特性に優れた革の可能性ありですな。まぁ履いてどうなるかわからないけど。
さすがに蹲踞の時は踵浮いてしまっていたけど、曲げ始めた時の踵はやっぱりついてきている感じ。馴染んでも甲と踵で固定できるといいな。
内部とソールは何度か履いた後に早めにメンテするつもりなのでその時にする。
さぁこれで準備完了。爪先もゴムが最初からあたっているから摩耗対策もすぐには取る必要がない。いつでも履き下ろせる。早速近場で散歩してこようかな。
ではでは。
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