2020年9月5日土曜日

REGAL 2235NA ~買いました~ その5

 


また2235を落札した。
サイズ25の2235①の代替。

サイズ25の2235①の代わりに、ハーフサイズ上の2393を買うという博打を試みたが
見事に失敗。
サイズ25.5の2235④が少し大きいような気もするのが博打を打った動機だったが
ハーフ上げたにも関わらず指がしんどいので、状態の良さげなこの靴を落札した。
2236の方がデザイン的に好みなんだけど、リーガルの顔は2235だからなのか、
中古で出回っている数は2235の方が圧倒的に多い。
気長に待てば2236も出てくるのだろうけど、サイズ25の靴を8足も失った今、
登板させる靴の選択肢が限られてしまって、早く代わりの靴が欲しいので
待ち切れずにポチっと。













各所の消耗具合からするとあまり履いて無さそう。
気になる所はいくつかある。


一つ目はこの皺の入り方。
バンプに外側からの皺と内側からの皺が前後して入っている。
屈曲させると、画像中央に見えているバンプ中央の盛り上がっている皺の山部分が
かなり鋭く、山折りに折り曲げられることになる。
実用に問題はないけれど、長い目で見たら、クラックが入るのが早くなるだろうね。

二つ目は擦り跡のように見える白い跡。
これ何か樹脂のようなものみたい。
ストーム部分からウィング、バンプ、更に羽根の付け根まで続いている。
取り除けるかなぁ。


三つ目は出し抜い。
画像中央部分、出し抜いの糸がよくわからない状態になっている。


靴底からみると、縫えているようだから実用には影響はなさそうかな。



他は、普通の擦れ跡とちょっとした傷くらいかな。

内部の印字から、これも10年程前の靴だろうと思う。
乾いた感じがするので保湿を重点にメンテしてみた。









水拭きとデリケートクリームで水分を意識的に補った。
クリーム塗る前から艶感が凄い。
レダーオイル入れて、クレムを載せたらもうキラキラだね。
樹脂感強めの仕上がりのロットの靴のようだ。
今の2235/2236がどんな感じの革なのかわからないけど、
2235④といい、この2235⑤といい、
10年程前のシボ革は随分艶感の強い革だったようだ。ガラス革並みに光ってる。
それでも、ちゃんと油分水分が浸透していってる。革って面白いね。

何やら手強そうな樹脂が載ったような跡も、目立たない程度にはなったかな、
完全には取れないけれど、あまり気にしないことにする。
この靴もつま先金属に半ゴム仕様にするのでコバ廻りはノーメンテ。
次回のメンテでインク載せようと思う。

つま先金属半ゴム仕様に大分慣れて違和感が少なくなった。
履いていて靴の摩耗や濡れへの気配りを大幅に低減できて伸び伸びと履けるのと、
つま先が減らないので靴の見た目が悪くなりにくいのが気に入った。
靴底に余計なもの付けているので、歩き心地は語れなくなるけどね。


さて、試し履きしてみる。
うん?この25.5は結構タイト目か。前オーナーの足が小さかったのかな。
踝が当たらないぞ。
バンプ部分の隙間も同サイズの2235④と比べて少なめ、甲の開き具合も広い。
これは私の足に近い方向の嬉しい個体差かもしれない。

つま先に余裕が無さ過ぎて履くのを断念した2235②のサイズ25.5版のような感じ。
足裏の密着感やウエスト部分の抑えなどもサイズ25を彷彿とさせる履き心地。
これは良い感じかもしれない。
指先廻りもサイズ25よりは余裕あるし、きつ過ぎる緩すぎると気になる部分がない。
これは履き込んでどうなるのかかなり楽しみだ。

2235ばかりもう5足目。サイズ25で3足、サイズ25.5で2足。
同じサイズの靴同士でも同じ履き心地の靴は一つもない。
中古だから履き心地の差は新品の時よりも開いているのだろうけど、
2235系の靴は、01DR系の靴に比べると個体差が大きいように思う。

後で計測してみようかとも思うけど、
踝が当たらないってことは深さが3ミリ位は違うはず。
サイズもデザインパターンも一緒で3ミリ程度違うって、結構大きな差だよね。
つり込み具合で差が出るのか。
木型そのものの個体差なのか。
型紙通りに切り抜く、抜き型(?)の個体差なのか。

タイト目で履く靴はシビアなフィッティングになるから、
個体差が履き心地に大きく影響すると感じていたけど、
タイト目ではない靴でも、今回の踝とか個体差の影響が大きいってこともあるんだね。
やっぱり靴は試し履きしないとわからないな。
試し履きしてもわからないこともあるけどね。

これで2235の代替はOKそうだ。
2236はどうしようかなぁ。

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