2020年9月11日金曜日

REGAL TOKYO W194 ~買いました~

 


また靴を落札した。
33ERの替わりは2321でいけそうだけど…、ポチっちゃいました(笑)。

オークションのチェックが癖になりつつある昨今。
REGAL TOKYOのW194が手ごろな価格で出品されているのを見つけてしまった。
あまり履き込まれていない様子で致命的なダメージは無さそうな上、
チェック入れている人もいない至ってもの静かな環境。

本格派のダブルモンクはストラップの付け根がゴムになっていないものもあったりで、
その場合は素早く脱ぎ履きはできなくなるけれど、
国産手もみ革を載せたこの靴が諭吉さんと少々で手に入るなら悪くないかとポチっと。

で、届いた靴がこれ。










もう届いてから1週間以上経過しているので、すでに何度か履いた後の画像。

セラーの説明では、カラーがブラックともダークブラウンとも書かれていて
画像からダークブラウンかと思っていたけれど、
どうやらもともとブラウンだったものを黒に染め変えたかして
黒に寄せたような感じ。
私の画像からは黒にしか見えないと思うが、
太陽光の下だと紫がかったブラウンに見える。
REGAL TOKYOのサイトでW194の茶を見るともっと明るい茶色だから
クリームだけでここまで黒に寄せるのは俄かには信じがたい。
タンなどの塗りにくそうな部分もかなり均一に黒いから、染め替えたのかな。



2018年の終わりに生産された靴のようだ。
印字情報の反対側を見たらリジェクトの印がw
またリジェクト品かい。
誠のない人が随分多くなったようだ。日本もいよいよ末かもね。

リジェクト品なので、購入時にリジェクトの理由を確認したかセラーに問い合わせたら
靴内部の革の汚れとのこと。
内部を覗いてみると、画像では一部しか映っていないけれど
キャップ内側のインソールとの境全般に削られたような擦れ跡が見られるので、
それがリジェクトの理由だったのかもしれない。
履くにあたって大きな支障はないので、問題なし。

が、ブラシ掛けしていてもう少し大きな問題点を見つけた。


踵部分の出し抜い(?)の糸が削り取られちゃってる。
化粧替えの時に問題がでないとよいのだけど、、、
多分大丈夫でしょう。
問題出たらオールソールすれば解決できるから、大問題ではないかな。




木型はBOSのアメリカンタイプのものを使用して
ダブルソールでダイナイトソール。
手もみ革独特のシボ革に、キャップ部分はメダリオンとブローグ。
カウンター部分のブローグはクオーター部分との一枚革に穴を開けて作られている。
ストームウエルトで全周巻いて、ライニングもすべて革。

履き心地はかなりカッチリした履き心地。
ややつま先の幅が狭く指が窮屈だけど、馴染めば問題なくなりそう。

ダイナイトはイボイボを足裏に感じるのが好みでないので敬遠していたけれど
これはダブルソールのせいか、すでに突起が摩滅したのか
イボイボ感を感じないので違和感なく履ける。

懸案の素早く脱ぎ履きできるかは、結論から言うとできました。
足首寄りのバックルの付け根がゴムになっているので、
バックルを外さずに一応履くことはできる。
ただ、履き口が小さめなのでかなり無理やり足を押し込む感がある。
そのせいかわからないけれど、踵は緩い感じ。
無理やり靴ベラで足を押し込むので、踵が拡がっちゃうのかも。

丁寧に履くならバックルを外して履くという選択肢もあるが、
付け根にゴムが採用されているととてもバックルを外しにくい。
ピンを外しても、ピンから指を外すとゴムのせいでまた穴に戻ってしまう。
うまくコツを掴んで、難なくバックルを外せるようになるか、
足を押し込むかの2択だけど、ズボラの私は後者になりそう。


到着時にブラシ掛けをしたら、ブラシが紫色っぽく染まり、
乾拭きをしたら、布に赤紫色のものが大量に付着。

つま先は艶感もあまりなく全体的にオイルリッチな状態のように見えるので
暫くはこのまま履いて、ある程度汚れが目立つようになってきたら
メンテナンスしようと考えている。

何度が履いたらつま先が摩耗し始めたので、プレート接着を試してようかな。

それにしてもこの靴、”しっかり作られた靴です”オーラが強い。
2235などと並べても漂わせる雰囲気は勝るとも劣らない。
どんな装いで履くと良いのか、私は持ち合わせがないように思うけれど、
深く考えず、どんどん履いていこうと思う。

これで、雨用靴も素早く脱ぎ履きできる靴もなんとかなりそうだ。
下駄箱の余裕はあと1足。乾燥場所も入れれば3足位まではなんとかなる。
次は本命の外羽根のプレーントウ、候補は5つ。
どれにしようかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿

承認制にはしていますが、コメント歓迎です。
お気軽にどうぞ。