2017年11月3日金曜日

靴のお手入れ 2017/11/03


今朝のメンテは3046SF。
甲革への補油を主目的としたメンテ。



購入・履き下ろしからもうすぐ3ヶ月。
休日の雨の日は余程の大雨で無い限りこの靴一択で過ごした。
雨天にそれなりの回数登板させズブ濡れになったことも。見た目は特に問題ないように思えるが履き下ろしから間もないこと、履き下ろしまでの放置期間が長かったことも考えてこの辺で一度クリームを入れることにした。

メンテ内容
・水拭き
・デリケートクリーム塗布
・水拭き
・カラ拭き
・リーガルクリーム茶をペネトレイトブラシで塗布
・化繊ブラシでブラッシング
・カラ拭き
・馬毛ブラシでブラッシング
・カラ拭き


国産のステアと言われる型押しの甲革。履き下ろしから雨に曝してズブ濡れを何度も経験させたけど、シボのお陰か水染みなどは今の所見えない。甲は少し緩めなせいかバンプあたりがモコモコしてきた。元々柔らかい甲革であることに加え、ライニングと甲革の間にスポンジが挟んであるというだけあって履き心地は至って柔らかいのだが、そのせいでツリーを入れてもあまり皺が伸びないのかも。




上2枚はメンテ前の画像。メンテ後の下2枚と色味が違って比較になり難いかな。実際の見た目でもそれ程大きな違いはない。多少艶が戻ったかな程度。

今回は水拭きとデリケートクリーム後の水拭きで汚れが取れたように思えたので、ステインリムーバーを省略した。クリームが積もらなければ良いが。

その後デリケートクリームを丁寧に塗りこみ、乾燥させてからクリームを伸ばしブラッシングとカラ拭きで完了。

型押し側はカラ拭きで光らせてからクリームを伸ばしても何処まで塗ったか判別が難しい。スムースレザーに比べたら表面積は大きいから多少多目に入れても然程問題にはならないかな。いつも以上にカラ拭きを入念にしておいた。


もともと柔らかい印象の靴ではあるものの、この3ヶ月の履き込みで馴染みが進んできたようだ。
履き下ろして数回は甲とボールジョイントが多少タイトに感じたが今はもうタイト感はない。フットベッドが徐々に形成されてきているのと相まって、羽根の間隔が狭くなってきた。行く行く閉じ切ってしまいそうな気配。特に左足が顕著。
踵が緩いのを承知で購入したが、やはり緩い。04MRでも緩さが気になっているが、こちらは04MRより二回り位大きい。(ハーフサイズ大きいことも一つの要因)
がしかし、紐を締めていれば踵が抜けるとか遊ぶとかいうこともなく、歩くに支障があるわけでも不快感があるわけでもない。甲で足を固定できているなら踵が緩くてもあまり大きな問題はないのかもしれない。
リッジウェイソールはこの靴が初めて。ゴム底の履き心地としては柔らかさとしっかり感のバランスが良いと思う。時折足裏に独特のトレッドパターンを感じる時もあるが特に気になる程でもない。
今現在、摩耗もあまり見られないから耐久性もわりとありそうに思えるしグリップ力に問題は感じない。
サイドから見ると全体にトレッドが切ってある踵部分にはゴツい感じを受けるものの、ソール前半部分はトレッドがコバの手前までなので、あまりゴツくは見えない所も面白い。
また、トレッドの高さが結構ある為、歩行時に爪先と地面が接触することが少なく、爪先の減りがほとんどない。そして、トレッドの高さがあることで、底面に露出している縫い糸が直接地面に接することが無いため、浸水の心配も少なそう。ストームウエルトと相まって今の所雨水の浸入は許していない。

緩め、大きめ、柔らかめの靴だけど、雨でも公園でも気兼ねなく登板させられる靴、今の所は。
履いていることによる高揚感とか履いている時に靴を鑑賞するとかの楽しみは他の靴に比べて少ないかもしれないけど、実用性では文句なし。
こんな靴が欲しかったのだ。
出会えて良かった。

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