2017年10月21日土曜日

靴のお手入れ 2017/10/21


今朝のメンテは、3足。
04MR、3029SFは雨濡れ後のソール処理、31ERはアッパーへの補油とコバのメンテが主な目的。




まずは04MR。今週登板させ帰宅時に小雨がパラつきソールが濡れた。ソールは少し気を使ってみようと思っているので、帰宅後濡れ雑巾でソールを拭いデリケートクリームを塗り込んでから乾燥させた。上の画像は今朝の状況。乾燥を始めてから三四日経過しているので乾いているようだ。
このままでも良さそうだけどソールコンディショナーを塗りこむ。



これからは、ソールが濡れたら乾燥時にデリケートクリーム、乾燥後にコンディショナーを入れることにする。(続けられれば)
ソールの持ちに体感出来る変化を感じられるか試してみる。

ついでに、昨日登板させてかなり濡れた3029SFのソールにデリケートクリームを入れた様子を。



帰宅時は気力が湧かずソールメンテは今朝にズレ込んだ。一晩乾燥させたがソールはまだまだ湿っている。
濡れ雑巾で拭いてデリケートクリームをヌリヌリ。
手間自体は大したこと無いけれど、手間は手間な所が継続出来るかの不安要素。
面倒くさがりの私が何処まで当日処理できるか、ソールを濡らした週末にメンテをというパターンが増えるかも。
アッパーはブラッシングとカラ拭きで大丈夫そう。雨の中を歩いた距離も短くはなく泥がはね飛んでいたけれど、一晩乾かしてブラッシングしたら、かなりまともになった。
昨日は珍しく防水スプレーを使ってみたのだが、その効果が大きかったのかも知れない。或いはクリーム入れたり経年したりでボカルーの特性が変化したか。



次は31ER。
前回のメンテが6月下旬なのでほぼ4か月経過。梅雨を乗り切り、秋雨も凌いでいるがコバの傷みとアッパーに元気が無いようにも見えるのでメンテ。

メンテ内容
・濡れ雑巾で拭く
・ステインリムーバーをコットンパフに染みこませ全体を撫でる
・濡れ雑巾で拭く
・デリケートクリームを塗る
・ライニング、インソールにもデリケートクリームを塗る
・甲革を濡れ雑巾で拭く
・リーガルクリームを、ペネトレイトブラシで薄く伸ばす
・化繊ブラシでブラッシング
・布で拭き取り
・コバインキを塗る




爪先は、どこかにぶつけているのか、歩いている内に躓いたり引っ掛けたりしているのか最も傷みが激しい。この靴は購入から3年を経過し各所の消耗が目に付くようになってきた。



踵も33ERと同じ位消耗している。



今回雑巾を新調したので、ただの水拭きでの汚れの落ち具合と、ステインリムーバー後の水拭きとで汚れの落ち具合がどの程度か記録してみた。上はメンテの最初に水拭きした時の様子。



こちらは水拭き後にステインリムーバーを塗ってから再度水拭きした時の様子。



右側が単なる水拭き時の、左側がリムバー時のコットンパフとリムバー後の水拭き。
これらの作業をやらないと、この画像で見える黒っぽい何かはアッパーに積もっていくことになる。
この汚れ落としの作業は疎かにしない方が良さそうだ。





ライニングもインソールも擦れている部分にデリケートクリームを塗布。
今週の登板時には両小指に痛みが出たので、04MR履き馴らしの影響の様にも思えるけれど、小指付近のライニングにはダメージもあるので他より多目に入れる。



デリケートクリーム入れた後に水拭きしてカラ拭き。
十分綺麗に思うけど、雨と傷対策に気休めにクリームを入れる。コバにはしっかりと。
やっぱりクリーム入れる前に艶を出しておくとクリームを薄く塗りやすい。



ワックスの様に干からびたクリームを薄く伸ばし、爪先のコバには多目に入れる。けれど爪先部分のウエルトへの補色効果は不十分で、クリーム拭き取り後にコバインキを塗って補色。


軽くクリームを入れるだけの積もりがフルメンテになってしまった。
本来ならもう少し頻繁に靴の内側にも手を掛けるべきなのかも知れないとも思う。年に一度程度ではきっと少ないのだろう。
デリケートクリームを塗ることでライニングのダメージの進行が抑えられると良いのだが、ライニングに塗ると足が靴の内部で良く滑る感じがするので余り好きでは無い。

今回はあれこれ普段よりも手数を増やしたせいか綺麗に仕上がった。
この靴のアッパーはデリケートクリームを入れてからクリームを入れた方が、好みの仕上がりになるようだ。先週メンテした33ERはデリケートクリームを省いたせいかパリッとした感じになってしまったので、次はデリケートクリームを入れてやろうと思う。

月曜日は台風の真っ盛りらしいからこの靴に頑張ってもらおうかな。

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