2018年9月15日土曜日

靴のお手入れ 2018/09/15


今日のメンテは2235NA②。
履き下ろしたら早速雨に遭遇したので、その対応。


先日、思いがけず入手したこの靴。
靴自体は20年近く前の靴なので、色々と念入りに手入れして履きおろし準備を終え、
ソールのつま先にステッカーを貼ってから先週履き下ろしてみた。


ステッカーは張り付けた後にカッターで余った部分を切り取ってみたが、仕上がりは今イチ。元々不器用な私の技術の問題のように思うけど、余った部分をヤスってみたりしたが満足いくレベルにはならなかった。

初日の装着時間は6時間程度。前オーナーは私よりも足が小さい人だったようでタイト感が強い。タイト目の靴は新品でないと思わぬ弊害が出る可能性が高いのだろう。
右足のジョイント幅が狭いのと踵のアタリが強めなので、また連投させて馴染ませようと月曜日も仕事に履いていった。


降水確率高めではあったけれど、大した雨ではないだろうと思っていたのだが、帰宅時には思いのほか強い雨。雨宿りして雨脚が弱くなった時を見計らって帰途についたが、アウトソールは勿論、アッパーもずぶ濡れに。内部浸水は免れた。

どのような来歴の靴なのかわからないのでソールとアッパーに補油しておくことにする。
何もしないで何かあったら後悔するように思うので。



雨のせいか、装着の仕方が悪いのか、つま先をひっかけたのがいけなかったのか、先端部分から剥がれてきてしまった。
帰宅時にこの様子を見た妻にこき下ろされた。
”何それ?みすぼらしい。暇さえあれば靴をいじっているのに、なんでそんな靴履いているの?”
やはりつま先は靴の印象に大きな影響を与えるということだろう。



すでに削れた上に張り付けたから接着強度が充分ではなかったのか、装着から一日足らずで水分に邪魔されたことがいけなかったのか良くわからないけれど、つま先をステッカーで保護する試みは断念することにして、剥がした。



雨の後は砂や泥の付着が目立つので、帰宅後シャワーで軽くアッパーとソールを流し、ソールにめり込んだ小石は極力取り除いた。その後ソールは軽く水拭きしてデリケートクリームをヌリヌリ。アッパーにも軽く。
ブラシ掛けよりはひと手間ふた手間多いけれど、時間にしたら10分程度。

数日後、ソールが乾燥した時点を見計らいまたソールを水拭きしてコンディショナーを塗り込んだ。



ここからが今日のメンテ。

メンテ内容
アッパー
・水拭き
・デリケートクリーム
・水拭き
・乾拭き
・クレム1925黒
・化繊ブラシ
・拭き取り
・馬毛ブラシ
・乾拭き






爪先のステッカーを剥がしたので、実施していなかったぐにゃり曲げを実施。2236ではストームウエルトが切れたので冷や冷やしながら曲げたが、どうやら大丈夫のようだ。
購入時に左踵部分にあった擦り傷ももうわからなくなった。

あまり履いてい無さそうに思って入手したこの靴だけど、履いていてインソールの重要性を再認識した。私の足より小さいフットプリントがありどうも不自然な感じ。アッパーの革の伸びている部分も私の足にはあっていないので、一から馴染ませるのとは一味違う馴染ませ方になるようだ。履き心地にこだわるなら新品の靴でないと難しいのかもしれない、タイト目の場合は特に影響が大きいようだ。

今回計らずも、革底の靴を雨に晒してしまった。前エントリーで雨でも履く革底靴を決めようと書いたけれど、これを機会にこの靴を雨でも履く靴にすることにした。

久しぶりに革底で雨の中を歩いて思い出したのは、滑りやすい、特にツルツルしたところは注意が必要ということと、小石がソールにめり込む感覚が不愉快ということだった。
随分と雨の中を革底で歩いていなかったので、忘れていた感覚だったが、こういうゴム底ではあまり感じない感覚とデメリットがあることを思い出した。

小石がめり込むのは感覚の問題なのでどうということはないのだが、滑り易いのはケガする可能性もあるので注意したい所。慣れればどうということはないのかも知れないし、踵は全面ゴムだから着地時に滑ることは稀だと思うので、コケることは少ないと思うが気を付けていきたいところ。

雨の後のメンテも今回は過剰気味にしたけれど、どの程度でよいのかこれから見極めていきたいと思う。

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