2018年9月22日土曜日

異常の記録と経過 ~2235NA②~


中古で購入し、私の履きおろしから2週間を経過。
履きおろし後早速雨に降られて先週メンテを実施。
今週から馴染ませるための連投を再び開始した。




日曜日から連投を開始して、3連投と2連投。
後半の2連投は両日とも生憎の雨だったが、雨に濡れたのは最終日の昨日のみ。
昨夜帰宅後に前回のメンテ同様に靴底とアッパーに軽くデリケートクリームを入れた。


ステッカーでの爪先保護を諦めて、素の革底のまま履いているが、つま先の削れは激しいように思う。雨で履いていることも影響しているのだろうか。



踵の減りはあまりわからない。


最初に履き下ろした時はジョイント幅のタイトさと踵が気になったが、踵にはアタリがついたようでとても気持ち良い状態になった。ジョイント幅は装着8時間目くらいから小指付け根の骨格部分にジーンとしんどい感じが襲ってくるが、そのしんどさは履く度に弱くなってきている。馴染んできているのだろう。
今気になっているのは、つま先の窮屈さ。横幅も窮屈ではあるけれど、時折中指薬指の第2関節がライニングに触れて痛みを感じることがあり、高さと長さが少し足りていない印象。
こうして私の足で上書きされ始めたフットプリントを見ると捨て寸が殆どない。
連投させて、足先の中底も沈み始めて爪先の空間は広がりつつあって、ライニングに指が擦れる感覚はほとんどなくなったけれど、このフットプリントを見ると靴が小さすぎるように思う。


左足のフットプリントは捨て寸の確保もそれなりにできていて、小さめではあるけれど、小さすぎではない印象。
実際に履いている感じでも、左足はすこぶる順調。
ただし、前エントリーでも少し触れたけれど、ひと様のフットプリントがついている靴は違和感がある。この靴も私の足に沿って少しづつ中底が沈んできているが、私の足では沈まない場所が沈んでいたり、沈むべき場所が沈んでいなかったりするので、馴染ませていっても自分の足型にピッタリと沈んだ感じが出ないように思う。
沈んでいない部分は歩いていればいずれ沈むだろうが、すでに沈んでいる部分は中底を交換しない限り再び盛り上がってくることはないだろう。
このことは、中古靴のデメリットの一つに挙げられるように思う。

ちなみに2236の右足はこんな感じ。

捨て寸はミリ単位の違いだろうけど、2236の方が余裕がありそうに見える。
実際の指先の自由さは断然こちらに軍配が上がる。高さ違いは著しい。
これも個体差なのか、前オーナーの足に馴染んだ影響なのか。



バンプにも皺が入って波打つようになってきて、私の足に対応しつつある感じ。



そんな感じで波乱含みの馴染ませと対話を始めたこの靴。
今朝、アッパーがほぼ乾いたのを確認してブラシ掛けと乾拭きをしていたら、


何か気になる筋を発見。右足の内側。
皺にも見えるが少し入り方が不自然な感じ。
良く観察してみると


皺にも見えるけど何か違和感。
ツリーを外していじってみると、



あら、裂けてる。
おそらく私が履き始めてからできた裂け目のように思う。
あーあ、残念。

できるだけのメンテはしているから、後悔はない。仕方がないね。
これも経年と履き込みによる劣化が原因なのか。
製造から時間の経過している中古靴はタイト目で履いて馴染ませるのはクラック発生のリスクを高めるということなのだろう。
そもそもサイズがあっていないという可能性もある。

立て続けに中古靴を4足も購入した結果は、1足はもともと履く気はなく、2足はクラックが発生し他人のフットプリントで違和感を感じ、残るは履きおろし前の靴。
最後の1足にクラックが入らないことを祈るしかない。
4足の中古靴でリスクとデメリットをこれでもかと体感した。

靴は長く付き合えるものだけに、新品が買える靴ならば新品を買った方が良い。
甲革がダメになるのもデメリットだけど、甲革はどんな靴でもいずれダメになるからそれほど中古靴がダメとは強くは思わないけれど、中底は足が触れる面積、掛かる荷重が最も大きく、履き心地に最も影響を与えるパーツだから、ここに違和感があるというのは、靴が台無しといっても言い過ぎではないように思う。
なかなか中古靴の中底の状態まで見極めるのは難しいように思うから、新品の靴が買えるなら、もう少しお金を貯めて新品を買った方が良いと考えるようになった。

さて、2235はバックアップがあるから、これからはそちらをメインに慎重に履き慣らしていくことにしよう。

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