2018年10月6日土曜日

靴のお手入れ 2018/10/06


今日のメンテは2235NA②。
”今日の”というのは語弊があって”今日終えた”と表現したほうが正確か。
雨天登板を繰り返したのでその対処。



雨天でも履くことに決めたこの靴。
前回の雨濡れメンテでクラックが見つかり、右足の履き心地に致命的かも知れない難があるこの靴だが、もう少し履き慣らしてみようと履き込みを継続。
ここ数週間はやたらと雨が多いので雨天登板の機会には事欠かず、2週間前の前回のメンテから雨の日に2回登板させたので、その対応。










画像は雨天2回登板後にアッパーとアウトソールにデリケートクリームを塗り込み、乾燥後にアッパーをブラシ掛けした時点の画像。
登板した両日とも雨でソールがふやける程度にしっかり濡れた。
雨濡れ後はアッパーとアウトソールにデリケートクリームを入れて乾燥させている。(今の所、続けられているw)
2度目の登板時は乾燥後ブラシ掛けしただけで履いて出て、またずぶ濡れ。
靴に良いのか悪いのか、ちょっとドキドキする扱い方をしたので、油分を補給することに。
2度目の登板後、アッパーとソールにデリケートクリームを入れ、乾燥後に下記メンテを実施した。

メンテ内容

アッパー
・ブラシ掛け
・水拭き
・ステインリムーバー
・水拭き
・乾拭き
・クレム1925黒
・化繊ブラシ
・拭き取り
・馬毛ブラシ
・乾拭き

コバ
クレム入れる前のタイミングで
・毛羽寝かせと気になる部分のみ軽くヤスリ
・コバインク

アウトソール
・水拭き
・ソールコンディショナー






画像からは、クレム入れてもあまり違わないかな。
実際には黒に深みが出るのと、革の感触が少し変わった。

気になるクラックの状態は





クレム入れたせいかクラックが見えにくいので拡がっているのかどうかよくわからない。
2回雨で登板させたけれど、それほど進行していない、ということにしておこう。
どうやらクラックが入っても、すぐに靴としての機能を失うということではないようだ。クラックの状態を見て、履いているのが恥ずかしいと思うかどうかを自分で決めれば良いということか。


右足つま先が小さすぎるかもしれない履き心地は、少しづつ改善されてきてはいる。
ただ、下り坂では中指薬指にまだ痛みが走るので完全クリアではない。
下り坂でも痛みがでなくなるか、もう少し履き込んで様子を見てみよう。

右足には難があるこの2235②だけど、手持ちの2236や2235①よりも全体的に高さが低く甲部分の密着度がかなり高い。2236はデザインが違うからあまり比較にならないかもしれないけれど2235①と比べると同じサイズの靴かと疑いを抱くほど高さの違いを感じる。
足を入れて徐々に紐を締めあげていくと、2235/2236の履き心地の最大の特徴と私が思っている、踏まず付近から踵方向へのサポート感が徐々に強まっていって、甲と足裏がまさに足にフィットしている感覚になる。その感覚が、高さの低いこの2235②では特に顕著。
足指付近は前オーナーのフッドベッドがあって違和感がまだあるけれど、クラックもあってつま先が痛いことがある靴をもう少し履き込んでみる理由はここ。
古い靴、中古の靴、クラックのある靴、爪先に痛みがある靴、歴史ある定番の靴、雨での革底の扱い、と新たな試みは盛りだくさんの経験と知見をもたらしてくれていて、私の頭が追い付かない程w。

2235①もあるから、2235/2236をしばらく履き込んでみて、私なりに調べているこの靴の歴史と共に、履き心地をいつか纏めてみたい。

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