2025年8月24日日曜日

靴のお手入れ 2025/08/24

 


今日のメンテは01KR。
主目的は保湿補油。

履き下ろし以来ノーメンテだったので半年近く経過したこの時点で一度メンテする。
オンオフ両用で悪天時によく履いているこの靴。登板は12、3回くらいかな。
だいぶこなれてきた外見の通り、すっかり足に馴染んでいる。
まずは現状。

皺はやや粗い印象。



爪先もやや消耗してきている。


踵の消耗は薄っすらと。


底の消耗はわからない。


フッドベッドもしっかりできている。



すべりの消耗はほとんどわからない。
踵は抜けたり滑ったりという感覚もなく普通に付いてくる。
でもインバネスのようにカチッとした感じもせず、締めてくるとか緩いとかの感覚もない。
あまり消耗がみられないから、サイズ的にはあっているんだろうと思う。
こうしてみると、踵が緩いからと言ってサイズを下げて(サイズ25)履いていた02KRや04MRは間違いだったのだろうと思える。
サイズを下げれば踵のサイズも下がるから踵を食うだろうと思って下げたのだけれど、この靴の踵の感覚からすると、どうも屈曲時に踵がついて来る来ないは踵のサイズよりも、他に主な要因があるようだ。この靴はサイズ26で04MRや02KRのサイズ25の踵に比べたら大きいにも関わらず、それらに比べて踵が抜ける感覚が少ないのだから。
踵がついて来る主な要因ははっきりとはわからないけど、おそらく、ジョイントや甲などが靴と足とで一致していることなのではないかと今は思っている。



メンテ内容
・水拭き
・デリケートクリーム
・水拭き
・乾拭き
・クレム1925黒
・化繊ブラシ
・乾拭き

ソール
・水拭き

水拭きの図。


リムーバーの図。


デリクリを入れた図。


水拭きの図。


乾拭きの図。
艶感はほとんど変わらない。


クレムを載せて


均して飛ばして


乾拭きして紐通して完了。




見た目に大きな変化はないけれど、さっぱりしたのでこれで良し。

皺入れの儀式も室内履きもせずに履き下ろしたこの靴。靴擦れなどにもならず、あっという間に馴染んだ。雨にも何度か見舞われたものの、乾けばシレっとしていて濡れているときも表情の変化が少ない革。ガラス革に通ずるものがある。
多分キップだろうと思われる甲革は、インポートカーフなどと比べてしまうと残念な感じだが、国産キップと比べると皺の入り方でやや劣るような気もする。柔らかさは頼りないほどで足馴染みも良すぎるくらいで履きおろしの苦痛は少ない革かと。あとは、黒がやや薄いというかややグレーかかっているように感じる。
皺の状態ややわらかさなどを見ると耐久性に難がありそうにも思えるが、これは長く履き込んでのお楽しみですな。

ではでは。

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