2022年9月25日日曜日

靴のお手入れ 2022/09/25

 


今日のメンテはSH111-4。
主目的はアウトソールへの補油。






私にしては珍しく、左右差をあまり感じない削れ方をしている。踏み込み幅が十分なせいなのか、自分的には緩めな履き心地のせいなのか。。



履きおろしからから3ヶ月弱経過。
履きおろし後ひと月くらいは週2ペースで、その後は週一前後で履いているから十数回はいたことになるのかな。一度大雨でずぶ濡れになったことがありその時は屈曲部とアウトソールにデリケートクリームを乗せておいたけど、他はブラシ掛けしていただけ。
アウトソールに補油しないまま履き下ろしていたので、一皮剥けてそろそろ補油する頃合いかなと。ついでにアッパーにも補油することにする。





皺はあまり粗くない入り方をする革のようだ。
雨に濡れても乾くとシレっとしているので扱いやすそうな印象。


甲革は水拭き、リムーバー、デリケートクリーム、クレム黒。
アウトソールは水拭き後にコンディショナー。





十数回の着用でつま先の減りは半分程度この靴はスチールもラバーも貼らず素で履いているけれど、この減り具合を見るに、私の履き方歩き方だとスチールは装着した方が経済的かもと思う。



履き心地は、甲と踵で足を固定してジョイントから先は自由度が高い(緩いくらい)とても楽な靴。外羽根の靴だけど踵が抜けず遊ばないところがとても気持ち良い。ジョイントから先はとても余裕がある。余裕がありすぎるのかたまたまなのか、強烈に親指付け根を噛まれてかなりしんどい。噛まれ具合は徐々に緩和されてきてはいるが、いまだに絆創膏必須。うっかり忘れると帰りには噛まれて押される痛みに加えて、皮がむけそうになってひりひりしてくる。雨に濡れた時などに内部の噛んでくる所周辺にデリケートクリームを入れたりしたけれど、気休め。足と革の折り合いがつくまで気長に馴染ませるしかないようだ。

アウトソールは少し粘りを感じる素材。履いていくうちにこの印象は変わっていくのかもしれないけれど、摩耗耐性が強そうな気がして好印象。01DRやインバネスの底材で感じた感覚とは違うように思う。ジョイント緩めだからしっかり踏み出せているせいでそう感じるだけかもしれないし、インバネスや01DRより平面的なアウトソールなので接地面積が広くてそう感じているだけかもしれないけど。

この靴は革靴に興味の無い人にもお勧めできるいい靴だと思う。
2万円で銀付き革で革底。
銀付き革としては雨での見た目の変化も少なく、特別な手入れや頻繁に手入れしなくても不快な見た目になりにくい。
どちらかというと緩めの履き心地ながら甲と踵は固定しやすそうなので、タイトな靴が嫌いな人でも受け入れられそう。
オールソールをはじめとする修理代も良心的。
耐久性は未知数だけど、ヤワな印象もないので普通そうに思える。
仕事の道具として必要十分で不足はないのではなかろうか。

最近は靴が増えてきたので登板頻度下がってきているけれど、細かいことは気にしないで履きならしていこうと思う。

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