2020年8月7日金曜日

解れ修理 ~リーガル純正修理~

 

解れ修理に出していた02DRが戻ってきた。
期間は約3週間。金額は880円だった。

2018年11月の最後のメンテで解れに気付いていたが、未修理のまま。
再び履き始めるにあたって修理することにした。


閂付近の羽根とバンプの縫い糸が一部なくなり羽根が遊んでいる状態。
糸が解れるのは、私のブラシ掛けが原因と思っていたけれど、
パーフォーレーションの下の縫い目は糸に毛羽立ちも見られない。
どうやら、ブラシ掛けだけが解れの原因ではないようだ。
履く時に負荷が掛かりすぎてしまったのだろうか。


戻って来た靴は汚れていない。感謝。

パッと見、違和感はそれほどない。


残念ながら羽根の方は元の穴に通しては貰えなかったみたい。
縫ってくれた部分の両端。接着剤か何かを糸の先端に付着させ
抜けて解けないようにしているようだ。

よく見るとちょっとピンキングに無理な力が掛かっているように見えなくもないけれど、
縫い直して強度は戻ったのだろうし、価格もタダみたいな価格。
これでメンテしてやれば、心置きなく履けそうだ。
それにしてもこんな所、どうやって縫ったんだろう。


それから、同時に修理に出していた33ER。
オールソールと解れ修理を頼んでいたのだが、見積もり段階で2万オーバー。
内容を確認すると、エアローテーションの樹脂製の中物は消耗していることが多く、交換になるかならないかは、開けてみないとわからず、交換する場合は中底も交換になるということらしい。
エアローテーションのオールソールのコストがこれほど嵩むとは予期していなかった。
甲革の状態は修理するのに問題ない状態だが、これだけのコストを掛けて、中底が新しくなった、緩い靴を履き続けるかどうか。

中底はまた一から馴染ませなければならない。
7年も履き続けて、オールソールしてこれからがこの靴の本番なのに水を差されたな。
ようやく7年履き続けて味も出てきているのに、諦めるのか。
31ERもオールソールしたら4万を軽く超える出費になる。
雨の日向けの靴を新たに調達した方が良いかもしれない。

暫く悩んだ後、修理は見合わせることにし、予備役に編入することにした。
雨用は他にもゴム底靴があるからなんとかなるとしても、
素早く脱ぎ履きできる代わりの靴を探さねば、、、

0 件のコメント:

コメントを投稿

承認制にはしていますが、コメント歓迎です。
お気軽にどうぞ。