2018年6月15日金曜日

靴のお手入れ 2018/06/14


今夜のメンテは02KRBH。
入梅にも関わらず10ヶ月近くノーメンテできて、コバ廻りを中心にかなり草臥れさせてしまったので、そろそろ限界と感じ、平日だが無理やり時間を創り梅雨への備えを兼ねたメンテを実施した。






今夜は時間もないので簡略に。
前回のメンテは去年の7月の終わりなので、もう10ヶ月クリームを入れていない。ちょっとほったらかし過ぎた。見ての通りコバの色剥げが激しく。アッパーも何だか元気がない状態。雨に晒される頻度も上がりそうなので、アッパーへの補油、保湿、コバの色剥げ対策を主目的にメンテした。

メンテ内容
アッパー
・水拭き
・デリケートクリーム
・水拭き
・乾拭き
・クレム1925黒
・化繊ブラシ
・乾拭き(拭き取り)
・馬毛ブラシ
・乾拭き

内部
・デリケートクリーム

アウトソール
・水拭き






時間が存分には取れないので、各工程の時間を削ったりして色々端折ってみたものの、一時間を優に超えてしまった。普段からもっとメンテしていれば、簡単に済ましてもよいのだろうが、久しぶりなので、私の思う最低限で実施。
コバもアッパーのついでに塗ったクレムだけで、見られるようにはなったようだし、アッパーのくたびれ感もだいぶ回復したように見えるので、目的は達したかな。
靴紐も新しくして完了。

購入からもうすぐ一年半。
アッパーの足当たりは相変わらず柔らかく感じ、踏まずの後ろ付近にある成形モールドは違和感どころが気持ちよく感じるようになってきた。
01DRよりハーフサイズ下げた25で履いているが、とくに問題なく履けている。同じサイズ25で履いている04MRはまだまだタイトに感じる時間が長く、薬指の違和感も残っていてこの靴とは履き心地の印象がかなり違う。

最近は馴染みが進んで来たせいか、タイトに感じる時間が少なくなり、心地良く感じる時間が多くなってきている。一の甲付近は中物の沈み込みによって高さに余裕ができ始め、程よく密着した二/三の甲、少しタイト目のジョイント幅、タイト感はあまりなく苦しさを感じない指先廻り。柔らかい足当たりの中底と、柔らかい成形モールドでソールの足裏への密着感が心地よい。踵の頼りなさは履きおろし時に比べると少しマシになった印象。月形芯の形状が、踵と当たることによって少し変ってきているのかも。画像は撮っていないが、踵付近のライニングはかなり擦れてしまっている。

やっと履き慣れてきて、この靴の良さが実感できるようになったけれど、廃盤になってしまってもうこの靴を買い足すことは難しい。絶対に買い足したいという程強い思いではないけれど、いざ買い足したいと思ってももう売られていないという状況はなんだか寂しく感じられる。定番の安心感とはこういうことなのだろうと理解できた。
この靴と対話を続けていると01DRも25で履き慣らしたいという思いが必ず首をもたげてきてしまう。01DRのサイズ25、また試し履きしてみようかな。

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