2016年7月24日日曜日

靴のお手入れ 2016/07/23


今日のメンテは、3085SF。
主目的は水分・油分の補給とシミ隠し。



今年の年初に購入して、早いものでもう半年以上経過している。履き下ろし前に二度クリームを入れて、実際に履き下ろしたのは3月だから、最後のメンテから約4ヵ月経過。あまりにクリームを控え過ぎるのもリスキーなので、メンテナンスすることにした。


手入れ内容

・全体を濡れ雑巾でしっかり拭く
・デリケートクリームを指で全体に塗り伸ばす
・乾いたら濡れ雑巾で軽く全体を拭う
・クレム1925ニュートラルをペネトレイトブラシで塗り伸ばす
・5分程したら化繊ブラシでブラッシング
・Tシャツで擦り余分なクリームを落とす
・馬毛ブラシでブラッシング
・グローブで磨く

冒頭の画像はメンテ前のもの。
登板頻度は週一弱程度(と思う。登板日や天候、歩数や装着時間を記録していたPCが臨終の為詳細不明)。
ブラッシングと乾拭きは装着後だけでなく定期的にしており、私の目には革の状態が問題無いように見えている為、意識的にクリームを入れずにいた。
革の油分・水分状態は何か見分け方があるのだろうか。

最後に履いた時に付いたと思われるシミ。


何が染み込んだのかわからないが、多少なりとも目立たなく出来たらよいなぁ。

かなりタイトを承知で買ったこの靴。
履き始めたは未だにタイト感が強いものの、暫く経つと心地良いフィット感に変わるようになった。タイトなのはボールガースと踵の真後ろ。心地良いフィット感が続いた後、一日の終わり頃には両小指と踵真後ろが痛くなってくることが多い。ボールガースは大分馴染んで来たが、踵はもうしばらく履き込みが必要か。

皺も当初より少し深くなったように思うが、全体として醜いという程でもないかと。



さて、以下にメンテ後の画像を。





デリケートクリームの浸透速度は思った程早くなく、シミと皺の周辺には特に入念に 塗り込んだ。
クレムは主にウエルトに入れ、ペネトレイトブラシに残ったクリームでアッパーに塗り伸ばすイメージで。クリームが良く吸収されるように見える(思える)箇所は少しクリームを足した。

仕上がりは色目が少し濃くなったかな?という印象とシミがボヤけて良かったと思う。この後何度かのメンテでシミは革の色の濃淡に溶け込んでしまうかも知れない、などと少し期待。

メンテ前と後とで視覚、触覚ではあまり違いがわからない。
革の状態がどうのと気になってしまうが、私には見極めがつかないので使用状況と経過時間を元に、革の状態を脳内処理してクリーム入れすぎ、入れなさすぎにならないようにメンテしていく他無さそうだ。

財布に余裕があれば同じ靴を5足揃えて週のローテーションとし、5足それぞれクリーム頻度やデリケートクリーム、水洗いの有無などメンテ内容を比較できるように違いを持たせた長期の実証試験をしてみたいと夢想することがある。

当然、そんなことができない現状でできることは、化学の知識と革の製法や特性を勉強して脳内処理の助けにすることぐらいかな。

わからない故に、興味は尽きないものです。

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