2018年8月12日日曜日

靴のお手入れ 2018/08/12


今日のメンテは02PR。
大して履いたわけではないけど、アッパーが落ち着くまでは頻度高めにクリームいれていこうかと。





コバのつま先は削れはそれほどでもないけれど、色剥げが激しい。



フットプリントも出来てきて、フッドベッドもより深くなりつつある。



ほんの少しだけ緩めの踵は擦れてダメージが入り始めている。



足の蹴り出しは少し外側気味。重心がセンターから若干外よりかな。

メンテ内容
アッパー
・水拭き
・デリケートクリーム
・水拭き
・クレム1925無色
・化繊ブラシ
・拭き取り
・馬毛ブラシ
・乾拭き

アウトソール
・水拭き

内部
・水拭き
・デリケートクリーム(革ライニング部分のみ)

コバ
・水拭き
・コバインク(革底用)


履きおろしから2か月経過。
最後のメンテから約一月半。登板頻度は2週に一度程度。
ビジネスでも着用し始めて、馴染みもより進んでいる。
今回の目的は履きおろしから間もない新しいアッパーにクリームを入れること。
艶々しているので必要性は薄いような気がするものの、将来的には雨にも晒す予定なのでアッパーの様子が落ち着くまで頻度高めにクリーム入れようかと。
今回もリムーバーは使わずデリケートクリームで軽く汚れ落とし。
擦れ始めているライニング踵部分にデリケートクリームを入れた。








爪先はそれほど削れていないけれど、擦れるせいか底材の地色が見えてきていて少し残念な感じ。前回のメンテで同じことを思い、リーガルシューズにゴム底用のコバインクを贖いに行ったけれど取り寄せになるとのこと。公式通販サイトでもゴム底用の茶は販売していない。取り寄せでも構わないのだが、革底用だがそれなりにゴムにも色が付くという先端がスポンジになっている店員さんおススメのコバインキを購入して今回使用してみた。
結果は上画像の通り、使わないよりはマシかな程度。スポンジで塗布しやすい点はとてもよいのだが、もう少し色を付けたいかな。今度取り寄せてもらおう。


上画像はデリケートクリームの後水拭きした様子。
この靴は2回連続でリムーバーを使っていないせいか、デリケートクリーム後の水拭きの後でも艶が強い。リムーバーは適度に使用したほうがクリーム積もりは防げるような気がする。





甲革の硬さも少しづつ取れ、フッドベッドも出来てきた。甲を締め上げてもそれ程痛くなりもせず、丁度良いフィット感が続いている。踵は少し動くけれど緩い感じではない。ウエストの絞り具合が心地よく感じるようになってきた。靴と足のサイズがあっているんだろう。



国産アニリンキップの皺は、私の場合はこんな感じ。
右足の皺が少し深いかな。



どちらも同じ右足のつま先。光の具合で色々色味を変えて見せるのは茶系ならでは。
現在の実際の色味は直上画像の方が近いか。
肌理も割と細かくて手入れしていると結構光ってくれる、今のところは。



革底の01DRシリーズに比べると靴底の立体感は劣るような印象。
履き心地は、内羽根、外羽根の違いはあれど私にとっては甲乙付け難い、今の所は。



特に主張する所もない、少し長めに見えるやや上品な印象もあるVフロント。
履き心地は試し履き時の心を掴まれる印象を裏切らない丁度良さでほぼほぼ満足、今の所は。
靴好きの人たちの心をくすぐる要素はあまり持ち合わせていないように思うけれど、私の中では驚く程の大ヒット。01DRを少し低めにして指先廻りを少しタイト目にしたような履き心地が心地よく、甲革は綺麗目の国産材を載せ、耐消耗性や対候性に優れるごく普通のゴム底。気兼ねなく履くには持ってこいだし、何より履き心地の丁度良さが気持ちよい。
履きおろし直後は足と靴とのせめぎあいでしんどい思いをすることが普通なのだけど、この靴は足と靴の形状が近いのか(緩いだけかも)、足と靴とが挨拶程度ですぐ話がついてしまったような印象。
コットンライニングや、踵と履き口回りが気持ち小さかったらとか、こうだったらもっと良かったと思う部分はもちろんあるけれど、この価格帯でこれだけの実用性、履き心地、雰囲気を兼ね備えている靴はそうそう出てこないのではないだろうか。
履き心地重視の私の足に合っていると思っているからこのように思うだけかもしれないけれど、履き心地がどのあたりで落ち着くか、履き馴染んだらどんな表情を見せるのか、とても楽しみなので、なるべく登板機会を増やしていきたいと思う。

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