2022年10月10日月曜日

靴のお手入れ 2020/10/09

 

今日のメンテはLH02。
主目的はギラギラを一度落としてクリーム塗りなおすのと、私がつけた小傷隠し。



初回メンテ完了後、何度か履いていくうちに早くも2か所ほど傷つけてしまったので傷を隠したいのと、前回はクレムを塗りたくったので、一度落としてリセットする。




何度か履いたけれど、終日着用というほど長い着用は少なく、徒歩移動も少なかったので表底やヒールの消耗は誤差程度のように思う。



右足の甲と小指付近を擦ってしまった。甲の方が平たい割と鋭利な金属片に擦りつける形になってしまったので深いようなきがする。小指付近は石に擦った。。

メンテ内容はアウトソールも含めた全体の水拭き後、あとは甲革のみリムーバー、デリケートクリーム、クレム1925濃茶で済ませた。







リムーバーでクリームを落とすとしっかりと傷が浮き出してくる。
クリーム載せてなくても艶感が強いが、傷が目立ちやすい革のように感じる。




傷付近は傷が隠れるようにやや多めに、そのほかの部分は薄塗りを意識してみた。
結果ギラギラしている印象は、メンテ前と大差ないかなぁ。クリーム変えるかしないともう少しマットに仕上げるというのは難しいかも。


擦った傷跡はクリーム載せるとあまりわからなくなる。


私がつけた傷は少量のクリームですぐ目立たなくなったようだが、もとからある大き目の色剥げ部分は何度がクリーム厚塗りしないと誤魔化しきれないみたい。
たくさん乗せた後クリーム拭き取るとまだ色剥げしている部分が顔をだしてくる。



ギトギトした感じは前回とあまり変わらないような気もするけれど、前回よりはスッキリしているようにも思う。デリケートクリームだけで見栄えはOKと言えないところがちょっと残念な所かな。クリーム載せれば粗も隠れてまだ大丈夫。

外羽根だけど踵が浮かず甲もしっかり押さえられ、指の負担もほぼない中で余っている部分も感じられないとても履きやすい靴。外羽根で脱ぎ履きも容易なのと、デザインがカジュアル度高いUチップな上、色目が濃茶なので守備範囲が広く、私のオフの格好に合わないことがほとんどない(と思う)ので、出番がとても多い。
履きやすく使いやすい靴。

この靴はジョンマーの中では上級ラインながら、甲のライニングはコットンだったり甲革が国産革だったりするけど、なんだか履き心地が良い、とても。コスト的にコットンは革と比べると安価な気がするけれど、革にはないメリットもあるだろうからあえてコットンを採用しているのかなぁ。それか、その分のコストをほかの部分にかけているとか。どこだろう。。お高い靴でもコットンが使われている例もあるようだし、リーガルのインペリアルなどはまさにコットンに国産革だから、気にするほどのことでもないんだろうと思う。

履いていくうちに、屈曲時に右足から音鳴りしていることに気付いた。音的にシャンクやソールの擦れなどではなくて、羽根とタンが擦れて音がでているような気がしている。今後もなり続けるようなら、ミンクオイルかベビーパウダーでも試してみようかと思う。右足は羽根にも変な皺が入っていて、左足の羽根に比べると柔らかくなってしまっているので前オーナーの履き癖も一因なのかも。


画像ではメンテ前後での仕上がりの差は全く分からないけれど、まぁ誤差程度ということで。傷も消耗も天気もあまり気にせず、ガシガシ履いていこうと思う。

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