2015年11月19日木曜日

雨は必要以上に気にしない

11月だというのに、雨が多い。
台風の発生も例年に比べると多いように思う。
こんなに11月って雨が多かったっけか?

靴に気を使うようになってから、天候にも気を配るようになった。
真新しい靴を濡らさないようにする為、靴内に雨水が染み込んで気持ち悪い思いをしないようにする為、手入れしている靴を傷ませない為。

しかし、うっかり者の自分は天気予報の最新情報を見逃したりする。
朝出る時、降っていないから、数日前の週間予報では雨予報ではなかったから、革底靴を履いて出る。残業して会社を出ると、シトシトと、時にはザァーザァーと雨が降っていたりする。

先週の金曜日、月初に靴底メンテをしたばかりの03DRがまた降られた。
日曜日には、インバネスで泥濘を歩かざるを得なかった。
火曜日には02DRも強めの雨に降られ
今日は33ERで雨に降られた。
明日も雨らしい。

雨に降られたどの日も、天気予報が外れたわけではない。
今日は予報を確認して、予めゴム底にしたから気分的な被害は少なかった。

がしかし、天候をこれほどまでに気にすることが馬鹿らしくなってきてしまった。
いや、疲れてきたと言うべきか。
私の注意力ではどこまで注意しても、雨を完全に避けることは難しいようだ。

統計的に3日に1回は雨が降るこの日本。
天候が出勤するしないに影響を及ぼすのは、よほどの大雨か雪ぐらい。
とすれば、ビジネス用途の靴は雨を前提とするのが当然だろうし、前提としなければビジネス用途には相応しくない。
以前、靴屋で革底靴を見ていたら、『雨の日は履けませんけど』と店員に、さも当たり前に言われて『雨の日に履けない靴なんて欠陥商品じゃなのか?なぜそんな靴を売るのだろう?』と疑問と反感を持った記憶が蘇る。

日曜日にインバネスでどろどろになった泥濘を歩いたことで、何かが吹っ切れたようだ。

靴なんだから汚れるのは当たり前。
靴なんだから雨に濡れるのは当たり前。
傷がつくのも当たり前。
という至極当然の考えに立ち戻った。

汚れたり、濡れたり、傷がついたら、しっかりお手入れしてやればいいじゃないか。
それで靴がダメになるならば、そういうものだと受け入れよう。
それで靴がダメになるならば、ダメにならない靴を探し、ダメにならないお手入れを探ろう。

革靴初心者の私は、しっかり手入れをしている靴がダメになったいう経験をまだ持っていない。
大雨の日に敢えてカーフの靴を履こうとまでは思わないけど、必要とあれば履く。
カーフで雨に降られても気にしないことにする。

とはいえ、明日は午前中雨の予報だから、31ERを履いていくことにしよう。


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