2016年1月11日月曜日

靴のお手入れ 2016/1/10


今日のお手入れはW10BDJ。

火曜日にクリーム入れたばかりだが、履きおろし後の週一メンテとして実施。
メンテ内容はいつもと同様で、今回は革底にもコンディショナーを入れた。



手入れの内容

・濡れた雑巾で全体を拭く
・デリケートクリームを指で全体に塗る。
・表面が乾いてしばらくしたら濡れた雑巾で軽く拭く
・リーガルシュークリーム(ブラウン)をペネトレイトブラシで全体に伸ばす
・30分程度待ってから化繊ブラシでブラッシング
・布キレ(Tシャツ)でコスリ余分なクリームを取り除く
・馬毛ブラシで艶出し
・ソールにコンディショナーを指で塗る
・最後にアッパーをグローブで磨く


前回のメンテの時にも少し書いたけど、年末年始休暇はほぼこの靴で過ごした。
計10回の登板で約7万8千歩を刻み、装着時間は約48時間。
週一登板の仕事用靴の平均でこの歩数を換算すると約2ヶ月分になる。(装着時間は半分以下)
ちょっと無茶な連投だったかも知れないが、おかげでフッドベッドも徐々に形成されきて私の足型に馴染んできている。

購入時に心配した一の甲の浮き具合は、履き始めたら靴の一の甲部分が屈曲時にへこむような感じで押し下げられて、そっとフィットするような具合になり噛まれることもなく一安心。
皺もまぁそれほど醜いものには今のところなっていない。
休日用の靴は誰の為に履く訳でもないので。皺の入り方などの外観にはあまり気にしていない。

皺の状態
一の甲はそっとフィット、二の甲は緩め、三の甲で紐で甲を押さえる感じで履いている。
踵はそれほど緩くもなく、全体的にゆったりめながら控え目にフィットしているようないないようなフィット感。悪い感じは全然なく、栃木レザーのダブルソールと相まって私はこの靴の履き心地、歩き心地をとても気に入っている。

ただ、購入時に靴の大きさをギリギリまで下げたことが祟ったのか、足長としては短いはずの左足の薬指が当たることが気になる。中敷を見てみると両足とも薬指と小指はライニングにも指の跡があるからハーフサイズ上を選択するべきだったのかもしれない。
右足と比べて足長は短く甲も低く、幅も狭い左足になぜ苦痛の症状が現れるのか不思議に思い、自分の右足と色々と比較してみたところ、薬指近辺までの踵からの長さは右足より左足の方が若干長いことに気付いた。そして、踵にできているタコが左足の方が分厚いため、足長を測る時にはあまり影響しないものの、靴に足を入れた場合に、このタコが足を前に押し出しているのではないかとも考えている。タコは踵のセンターより少し外側にあるから余計に薬指近辺が前にいってしまうのかもしれないと。

靴の長さはあまり伸びないと思うが、履き込んでいけばあまり気にならない程度に収まるのではないかと淡い期待を持っている。


ソールの減りはそんなに早くもないのかも知れない。インバネスの初期に比べたら減りは少ないような気もするがあまりよくわからない。つま先の減りを見た感じでは減りが早いという印象は受けなかった。




このグレージングキップはしなやかな感じの革のせいか、深い皺があまり入らないようだ。
また、踏まれたりしても傷がつきずらい(目立たないだけかも)ようで結構タフな印象。
メンテする前からツヤがある感じもあり、なんだかガラス革的なタフさも持ち合わせていそうに思える。
雨が降ったらどうなるかはこれからだが、革の表情と感触からすると、割と耐性があるのではないだろうか。

週に休みは二日あるから、もう一足休日用の革靴が欲しいなぁ。
もう一足あれば少なくとも連投させなくて済むのだから。

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