2016年1月31日日曜日

メンテ方法の変更

前記事にて、31ERのクリーム厚塗り状態になっていたことに対し、丸洗いで取り敢えずの対処をした。
この件があって、他の靴もクリームを使ったメンテは対策を決めるまで中止している。



まず、このような状態に至った原因と対策を考える。

考えられる厚塗り状態になった原因

・メンテ時のクリームの塗り過ぎ
・クリームを入れる頻度が高すぎ
・メンテ時の水拭きでクリームが落とせていない
・メンテ時のブラッシング後の乾き拭きでクリームが落とせていない

どれが一番の原因なのかは判然としないが、すべて関連性がありそうだからなるべく厚塗りになる可能性を排除できる方向で対策を考えよう。

対策

・メンテ時のクリームは最小限を心掛ける
・クリームを入れる頻度を落とす
・メンテ時の水拭き後に、レダーオイルで油分補給と汚れ落としを実施する
・メンテ時のクリーム塗った後、ブラッシングまでの浸透時間を短くしてみる

水拭きしても、ガラス革は特にツヤがなくならないと思っておかしいなとは思っていたが、やはりクリームはあまり取れていなかったようなので、水拭きした後にレダーオイルを使って汚れ落としをすることにする。オイルリッチにさせないように塗ったらすぐ拭き取りながら作業を進めよう。
そのあと入れるクリームも量を米粒半粒から一粒程度に減らそう。レダーオイルを使っていれば油分は補給されているから、ツヤだしを主目的にクリームを使う。私はあまり光っていない方が好みだから最小限にしようと思う。

銀付き革の靴達も同様にするかは、もう少し様子を見てからにしようと思う。

メンテナンスというとクリームを入れることのように思っていたが、入れれば良いというものではないことが良く分かった。人が言うのを目にしても、経験しないとわからないものだなぁ。

やはりしっかりとクリームを落とさなければ、重ね塗りになって厚塗りになってしまうから、今後は、塗り過ぎに注意していこうと思う。

それにしても、気付かずにこのまま塗り重ねていったらこの靴はどうなっていたのだろう。
こわいこわい。

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