2022年7月23日土曜日

REGAL 154S EJ ~買いました~

 


革靴のワードローブ再構築を考え始めているこの頃。
オークションを徘徊していたら気になる靴が、思わずポチっと。。

見ての通りパッと見は2504。
オクの画像見る限り、2504のアップグレードバージョンに見え、サイズは25.5。

以前は2504系のW54Dを25でタイトに履けていたけれど、
年単位で靴から離れた今は25で履くのはもう無理っぽい。
足のサイズがハーフサイズ大きくなったことと足の感覚、形状が変化したようだ。
ちなみに、サイズ25の靴は軒並み指がつらくてダメ。
25.5の靴でも01DR系ですら終日履くのは相当しんどく、2235と2321などの大き目の靴でないと長い時間履いていられない。歩かないなら終日履いていられるんだけどな。。
鈍った足を鍛えなおす気力が起きない。。
なので、2235黒と茶、3046SF、2321、サイズ26の03DRしか楽に履ける靴がない。

そんな中で見つけたサイズ25.5のこの靴。
154Sで検索してみてもまるでヒットしないので、来歴は不明。
2504と同じ木型を使っているかも確認できないが、同じが近い木型を使っているように見える。相当良い部材を使っていそうなのと、価格は7000円程度なので最悪の場合を考えてもそれほどの出費にはならないだろうと踏んでポチっと。


銀付き革、それもかなり良さげな革が乗っている。


革底のダブルソールでノッチドウエルトで全周回してある。


カラス仕上げのアウトソールにはハーフラバーとつま先スチール。


トップリフトもあまり減っていない。



デザインパターンは2504まんまっぽい。


2015年8月生産。うちの01DR達と似たような歳だ。



多少履いた感じかな。
ライニングの前部分もコットンから革に変更されている。


フランスやドイツ産のカーフと比べるとやや毛穴が大きく粗いようだが、艶やかさもあってなかなか良い雰囲気の革。国産のボックスキップとかかもね。


よく見ないとわからないけど、さりげなくスキンステッチ。
主張しないけど、実は手間掛かってるっていう、こういうの好み。
因みに2504だと太目の白い糸が2本粗いピッチで縫い付けてある。


画像は到着後に一通り、汚れ落とし、油分水分をいれ最後にクレム黒を使ったメンテをした後の状態。

ネットでは全く情報が無いので、リーガルさんに聞いてみました。
2015年に雑誌Beginと伊勢丹とで別注された靴で当時の売価5万円、やはり木型やデザインは2504をベースにしているとのこと。

2504は25.5で履くとくるぶしにトップラインが刺さっていたんだけど、この靴は全然当たらない。たぶん私の足が変わったのと、2504のガラス革より柔らかい革だから良く釣り込めているせいで当たらないのではなかろうか、と考えている。
踵が大きいのはそのままだけど、抜けたりしないし、それほど動かない。これもつり込みのおかげかな。
高さはゆとりありすぎる感じで、一の甲はスカスカ、二の甲は触れる程度、三の甲で紐で縛って巾着のように履く感じ。
懸案の指たちはユルユルでもないし、窮屈でもない。それ程身動きはできない程度の混み具合でおそらく歩行にも支障はない。

履いて痛い所のなさそうなフィッティングなのは良かったが、甲がだいぶ余っているから履き皺が凄いことになりそうな予感がする、、まぁいいやね。

またアメリカンなゴツいダブルソールの靴が増えてしまった。ジャケット着ない今の季節だと足元ばかり重くなってどうも履きにくいけど、まぁ仕方ない、気にしない。
ノンビリ付き合っていこうと思う。


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