2016年12月11日日曜日

靴のお手入れ 2016/12/10


今日のお手入れは3029SF。
主目的はキャップ爪先の傷隠し。



お手入れ内容
・馬毛ブラシで誇り落とし
・濡れ雑巾で全体を拭き取り
・ステインリムーバーでクリーム落とし
・デリケートクリームを指で塗布
・濡れ雑巾で拭う
・クレム1925ブラックをペネトレイトブラシで全体に伸ばす
・化繊ブラシでブラッシング
・Tシャツで余分なクリーム擦り落とす
・馬毛ブラシでブラッシング
・グローブで乾拭き

2月に丸洗いして以来、約9ヶ月ぶりのメンテ。先日電車に乗り込む時に爪先を引っ掛けて付けた傷を隠しがてら、メンテナンスも実施した。


クリーム厚塗りの原因は私のクリーム厚塗りもさることながら、古いクリームを落とせていないことが最大の原因と考え今回からはクリーム落としにステインリムーバーを使用。


ゴシゴシ擦るとよくないそうなので力が入りにくいコットンパフを使用して撫でるように拭き取っていく。使用前の右足と使用後の左足を比べると、左足の艶がなくなってある程度クリームが落ちていることがわかる。多少クリームの残留があるかもしれないが程ほどにしておく。


傷跡がまだ残っている。
電車に乗り込むときに何故か爪先が電車に引っかかり、電車の側面を爪先で軽く擦ってしまったのだが、思った以上に削れてしまっているようだ。


クリームを特に厚塗りするでもなく、普通にメンテしたら目立たなくなった。これで良し。


気づけばこのインバネスも購入から2年を過ぎた。購入時のキツさと痛さが段々と過去の記憶になりつつある。
が、実は丸洗い以降の登板頻度はかなり低い。均すと2ヶ月に1度程度だと思う。
丸洗い後に2回連続で装着中に足の指がツるという事態に見舞われ、しばらく遠慮していたのだ。
2週間ほど前に、偶には履かないと靴によくないと思い登板させてみると、足がツるどころかフィット感の良さを強く感じた。踵にフィットする小さめの踵、紐をキツく締められる低めの甲、薄めのソールと爪先が短いことによる歩き易さ。
足がつったことで敬遠していたのが一転、週に2回登板させる程に私の中でホットな靴になっている。

何かの拍子なのか、体調なのか、足の状態は様々に変化しているということなのだろう。

足馴染みという部分では今はかなり進んで痛い箇所はほとんどない。この先また痛いとかキツいとか感じることがあるかもしれないが、自分の足と靴がかなり近づいてきているように思う。
この傾向は01DRシリーズ3足も同様で、01DRシリーズは甲の閉じきりが気になるような状態だ。

足馴染みというのがいつまで続いていくものなのかよくわからないけれど、私の場合は革底のしっかりした靴だと馴染むまでに、使用頻度にもよるが1年半から2年程度は必要なようだ。

2年前に初めての革底靴として、相当タイトを承知で購入したこのインバネス。馴染んできた今は、このサイズで良かったのだろうと思えるし、もしハーフサイズ上を選んでいたら、緩い靴になっていただろうと思う。
革靴はキツめで買うべきとの先人達の言葉をようやく肌で実感しはじめているといったところか。

サイズ選定は本当に難しい。

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