2016年12月4日日曜日

靴のお手入れ 2016/12/3




本日のメンテは3085SF。
主目的は私的な普通のお手入れ(清掃、補油、 保湿)。



最後のメンテが7月後半なので、約4ヶ月ぶりのメンテ。登板頻度は2週に1回弱程度か。一度小雨に降られたことがあったが、まだ雨の日は避けるように注意している。

手入れ内容
・濡れ雑巾で拭く
・デリケートクリームを指で塗り込む
・馬毛ブラシでブラッシング
・クレム1925の無色をペネトレイトブラシで全体に伸ばす
・浸透させる為10分程度してから化繊ブラシでクリーム飛ばしと艶出し
・Tシャツで余分なクリーム拭き取り
・グローブで仕上げ

表革の靴のクリーム落としはステインリムーバーを使うことにしたが、この靴は他の靴に比べて、まだクリームがそれほど革に浸透していなさそうなことと、デリケートそうな色目であるため、まだ暫くの間は濡れ雑巾での拭き取りでクリーム落としをする。

全体を濡れ雑巾で拭うと前回と同様に、部分的に水が染みて色が変化する。色が染みる部分はクリーム が落ちているということなのだろうか。


 水が染みて色が変化した部分も10分もすれば乾いて周辺と同化してわからなくなる。特に跡が残るようなこともない。
雨に降られた時に雨粒が乗った所も同じような色目の変化の経過をたどった。

デリケートクリームは指で念入りに塗り込み、クレムはウエルト中心に塗り、アッパーには軽く薄く塗った。
化繊ブラシでのブラッシング、Tシャツでの乾拭きは腕がくたびれる位念入りに。
靴紐を新品に変えて 完了。


 メンテ後の画像




靴紐はリーガルで売っている普通の平紐にしたけれど、 紐が太く(広く?)なり色目も少し濃いめ。色目が濃くなったのと真新しくなったので多少雰囲気が変わったかな。少し畏まったような気がしなくもない。また、紐が少し太くなったことで紐を緩めたり締めたりに今までより力が要る。
恐らく問題はないと思うけど、 不便を感じたら純正若しくは同じような太さの紐を探そうと思う。

履き心地は、 まだまだタイトさ残るもののフィット感にとても優れていると感じている。SHETLANDFOXの靴は他に3029SFしか知らないけど、このSHETLANDFOXの2足はリーガルの01DRやW10BDJなどに比べると、概して全てが小ぶりに、そしてより人間の足に沿うような作りになっているように感じている。どちらが良いとか悪いとかではなくて(どの靴の履き心地もそれぞれの良さがある)、フィッティングに対するアプローチの方向性が違うのかもと感じている。(勿論、細かく言えば4足の履き心地は全て違う)

少しづつ足馴染みも進み、徐々に自分だけの1足になってきているように思う。靴を購入して履き下ろし前のメンテをする時間も至福の時だが、実際に靴を馴染ませていくというこの期間も同じストーリーが二つとない充実した楽しい時に思える。
W10BDJに比べると足馴染みに関してはこちらの方が随分と手強いようなので、もう暫くは靴との真剣な対話を続けるという、充実した楽しい時間を過ごすことができそうだ。

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