狙いはミマツ靴店でセールされているブリストル。
ブリストルは発売当初、SFのブログでも頻繁に取り上げられ相当プロモーションに力を入れているように感じていたが、2年という短期間(リーガルのイヤーモデル?)で廃盤になるようだ。
ケンジントン廃盤の時のように革の調達問題のような難しい事柄があるのかも知れないけど、事情も知らされずに廃盤の噂を聞く身としては、SFの商品構成が迷走しているように思えて残念だ。
ブリストルはブログやネットの情報からすると、フィッティングを重視して甲は低めに、踵は小さく造られた、ショートノーズのスクエアトウの靴らしい。画像を見た感じでは、ブリティッシュな雰囲気の落ち着いた靴という印象。
ミマツ靴店ではUチップがセールに掛かっていて、このブラウンが気になって足入れに訪れた。
店舗で実物とご対面。
ブラウンの色目はややオレンジがかった明るい色で、ムラがあり肌目細かいカーフ。私は革はよくわからないが悪い印象は受けなかった。もう少し落ち着いた色目が良いなと思った程度。
7.5と8に足入れさせてもらった。
まずはマイサイズの7ハーフ。
うーむ、タイト。
ボールジョイント部分、特に大きい右足の小指が圧迫されている。
いつも浮いた感じがする１の甲はフィット、というかすきま無さすぎるかも、2の甲、3の甲も違和感は無い。羽根は少し開いているようにも見えるけどどうなんだろう。充分絞められるから問題は無し。
踵は踝が当たらず一安心。小さいと聞いていたけど予想した程ではなかった。RENDOのように上が狭くなっているようで、食い付きは良さそう。
爪先の余裕は余りない感じ。
左足はタイト感あるが痛いとか当たるとかは特に感じない。良さそうに思った。
暫く履いてから店員さんの勧めもあって少し歩いて見る。このカーフは柔らかい感じがした。踵や右足小指など馴染むまではダメージ入りそうだし、苦行になりそうなタイト感だが、馴染ませてみたいと思わされた。
次に8。
ボールジョイントと甲は少し緩めのフィット感。7.5では感じなかった土踏まずの盛り上りを感じ、中敷きに仕込まれた癖付けに足がフィットしているようにも思えた。踵は緩めで踝が当たる。新品時点で緩めだと馴染んだらユルユルになるのは目に見えている。オフ用に厚目の靴下でゆったり履くのもアリだが、踝が難点。
最期に、比較の為履いて行ったインバネスを履いて見る。
ユルい!
ジャストフィットに近づいて来ていると感じていたが、足が小さくなったかのように緩く感じた。試し履きとは言えタイトな靴に足を入れていたから、多分実際に小さくなったのだと思う。このあとインバネスを履いて靖国神社まで歩いたのだが、フィット感は徐々にいつもの感じに戻っていった。
インバネス購入時もボールジョイント部分は同じようにタイトだった気がするし、踝が当たらないだけ苦痛は少ないかもとも思う。
休日用だから緩めをゆったり履くのも悪くなさそうとも思う。
サイズ8のブラウンが在庫切れだったこともありこの日は買わずに店を後にした。
年明けに再入荷するらしいのでその時に再訪して決めようと思う。
このあと靖国通りを小川町方面に歩いていたらリーガルをセールしている店があり覗いてみた。ここにもSFが少しだがあってディスカウントされていて驚いた。来春にラウンドトウの新しい靴のリリース予定がありそれに入れ替える為に売り切りにしているそうな。探せばSFもディスカウントで手に入れられることが解った。
靖国にお詣りしてから新宿の伊勢丹へ。
オフ用茶靴に何か良いものがあればとの思いと、靴を眺めようと。
年末で伊勢丹は大混雑。歩きにくさにウンザリしながら靴売り場に到着。ここもかなりの混雑。525Fの茶靴やグラスゴーのブローグなども見てみたがピンと来るものはなかった。
靴売り場で靴を見ている客層にも感ずる所があったがそれは余談。
年明けのセールも気になる所だが、年が明けてから決めることにしよう。
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