お手入れと呼べるかどうか微妙なところだが、今日のお手入れは。
01DR、02DR、31ER①、31ER②の4足。今週登板した靴達。
今日はクリーム等は使わず、ブラッシングと乾き拭きのみ。
普段、帰宅した後に実施するルーチン作業と内容はほぼ同じ（靴底のブラッシングの有無が違い）だが、目的は異なる。
帰宅後のルーチン作業は埃や汚れ落としが目的。
今日の作業はメンテとして、革の状態を維持する目的。
ブラッシングと乾き拭きにどれだけ保革効果があるのか、私は明確な答えを持ち合わせていない。
だが、数年使用して、クリームがほんのり残っていると思われる馬毛ブラシで入念にブラッシングすることで、革へのマッサージ効果とクリームを極々少量塗る効果があるのではないかと思って実施している。
血液やリンパが流れている訳ではない革にマッサージをしたところで、何かよいことがあるのかと疑問に思う向きもあるだろうが、革の内部は細かい繊維とその空隙で構成されていて、繊維に油脂や水分が保持されているわけだから、ブラッシング程度でどれほどの効果があるかはっきりはしないものの、刺激してやることで油脂分が固着しないようになるのではないかと思っている。というか期待している。
そして、いつも使用している馬毛ブラシには多少クリームが残っているから、そのクリームで表面を整える効果もあるだろうと思っている。
なので、馬毛ブラシで入念に、片足5分程度の時間を掛け、隅々まで革に刺激を与え、革内部へ効果を及ぼすことをイメージしながら、ブラッシングしていく。入念にブラッシングすると細かい擦れ跡や水滴の跡などは目立たなくなる。
この後、グローブを使って乾き拭き。これも入念にグローブの表裏両方を使って実施。
クリームを塗った場合とは勿論仕上がりは異なる。
水の跡や細かい傷などもよく見ると残ったりしているが、あまりクリームを塗り過ぎるのも良くないらしいので、こういうクリームを使わないメンテも時折挟んで、靴が乾きすぎないように、ギトギトしすぎないようにしていきたいと思っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿
承認制にはしていますが、コメント歓迎です。
お気軽にどうぞ。